Appleギフトカードの買取に関する注意点とポイント
Appleギフトカードはアプリや音楽、映画などのデジタルコンテンツだけでなく、Apple Storeでの製品購入にも使える便利なギフトカードです。
しかし使用しないまま保管していると買取価格が下がったり、場合によっては買取を拒否されることがあります。
本記事ではAppleギフトカードを買取に出す際の注意点やポイント、安心して取引するための方法について詳しく解説します。
【目次】
信頼できる業者かどうかをしっかり見極めよう
高額なAppleギフトカードを安心して売るには、業者の信頼性が第一です。
- 買取サイトの運営会社情報、住所、電話番号がきちんと載っているか必ずチェックしましょう。透明性のある業者は信頼できます。
- 古物商許可を取得しているかを確認してください。これがあれば、一定の信頼度が保証されます。
買取率は高すぎないか要注意
「高額」と感じるほどの買取率に飛びつくと、思わぬ落とし穴が待っていることもあります。
- 一般的な買取率の相場は80〜92%が目安です。85%以上なら高額扱いですが、極端に高い買取率を出してくる業者は後から手数料で減らされるかもしれません。
- 他と比べられるように複数の業者の買取率を比較してみましょう。

振込スピードや手数料をチェックしよう
急いで現金が必要なとき、振込の速さと手数料の有無は大切な判断基準になります。
- 買取サイトなら最短で10~30分で銀行に振り込まれるところもあります。ネットオークションや店舗よりずっと早く現金化できます。
- 振込手数料がかかる業者もあるため、事前に確認しておくと安心です。
ギフトカードの入手経路は正しいか?
ギフトカードを売るには「ちゃんと正しく手に入れたものか」をしっかりチェック、証明できることが大切です。
- 贈り物など以外で第三者を経由して入手したものは、万が一詐欺被害などに巻き込まれた場合に法律トラブルに発展しかねません。
- 領収書やレシートなど購入を証明できるものをもっていると、安心して買取を進めやすいです。
規約違反やアカウントトラブルに気をつけて
使うクレジットカードや携帯キャリアの規約に違反していないかを確認することも、見落とせない注意点です。
- ギフトカードを頻繁に高額取引すると、クレジットカード会社やキャリアに現金化目的の利用とみなされることがあります。利用停止や解約のペナルティにつながる可能性があります。
- 自然な範囲での現金化を心がけて、目立たないようにしましょう。
トラブル対応力のある業者を選ぼう
もしも何かトラブルが起きたときに、迅速且つ親切に対応してくれる業者がいちばん安心です。
万が一振込されない、買取額が違うなどのトラブルがあった場合は、消費者センターや警察、弁護士まで相談先を知っておくと安心です。
各買取業者について、サポート体制はメール・電話・チャットなど複数ある業者がおすすめです。対応スピードが安心感につながります。

ギフト券の有効期限に注意しよう
Appleギフトカードを買取に出す前に、有効期限があるかどうかを知っておくことも大切です。
- Appleギフトカードそのものには基本的に有効期限がありません。しかしプロモーションコードやキャンペーン限定のギフトカードなど、一部のカードには期限が設定されている場合があります。カードの裏面やメール記載の注意書きを必ずチェックしておきましょう。
- 長期間放置しているカードは、万が一にもコードが無効になっているケースもゼロではありません。早めに使うか売るのが安心です。
- 買取業者によっては「購入から1年以上経過したカードは不可」など独自ルールを定めていることもありますので、事前に確認しておきましょう。
買取を拒否されるケースとは?
せっかく送ったAppleギフトカードが思わぬ理由で買取を断られることもあります。こんな事態を避けるために、よくあるケースを知っておきましょう。
- コードがすでに使われている場合
買取業者はコードの残高を確認してから振込を行います。もしコードが無効、または残高ゼロなら当然ながら買取はできません。 - スクラッチ部分が削れていない/削りすぎて読めない
コードが判別できない場合も買取不可となることがあります。削るときは優しくコインなどで丁寧に行いましょう。 - 不正な方法で入手したカード
盗難・詐欺・不正購入の疑いがあるAppleギフトカードは業者側でチェックが入ります。その場合は警察へ報告されるケースもあるため、トラブルを防ぐには正規ルートで購入したものだけを使うのが鉄則です。 - 本人確認ができないとき
買取時に提出した書類(運転免許証など)に不備があると本人確認が完了できず、手続きがストップすることがあります。 - 規約違反の取引を繰り返している場合
過去にトラブルを起こした履歴があると、業者側でブラックリスト入りしていることもあります。これは避けようがない部分ですが、誠実な取引を心がけていれば問題ありません。
よくある質問
Q. Appleギフトカードを売るのは違法じゃないですか?
A.いいえ、正当な方法で入手したAppleギフトカードを売ること自体は違法ではありません。たとえばプレゼントでもらったけれど使わないから売る、というのは問題ありません。
ただし、以下のような場合には法律違反や規約違反に該当する可能性があります:
- クレジットカードの現金化を目的として、Appleギフトカードを頻繁に購入・買取に出す
- 他人名義のカードを勝手に使って購入したギフトカードを売る
- ネットで拾ったコードや盗難品など、不正に入手したものを売る
これらは古物営業法違反や詐欺罪、さらにはAppleの利用規約違反になるおそれがあります。正規に購入したものを常識の範囲内で売るのであれば問題ありません。
Q. 有効期限がないAppleギフトカードでも古いと買取を断られますか?
A.Appleが発行する正規のギフトカードには基本的に有効期限はありません。そのため何年も前に購入したものであってもコードさえ未使用であれば使うことも売ることも可能です。
ただし買取業者によっては以下のような独自のルールを設けている場合があります。
- 購入から1年以上経過したカードは買取対象外
- 一部の旧デザインカードは対象外
- キャンペーン品やプロモーションコードは買取不可
こうしたケースでは買取を断られることがあるため、事前に業者のサイトや問い合わせ窓口で確認するのが安全です。
また長期間放置していたカードは湿気や劣化でコードが読み取りにくくなっていることもあるため、保管方法にも注意しましょう。
Q. 削りすぎたカードでも買取できますか?
A.Appleギフトカードのコード部分は銀色のスクラッチで保護されていますが、これを削りすぎるとコードが読み取れなくなり買取不可になる可能性が出てきてしまいます。
実際にあったトラブルの例として、
- コインで力強く削った結果、数字の一部が見えなくなってしまった。
- 乾いた布で強くこすって、削りかすと一緒にコードも消えてしまった。
こういった場合、業者はコードを正確に入力してAppleのシステムで残高確認を行うため、読み取れないコードでは取引が成立しません。
削るときは以下のように注意しましょう。
- プラスチック製カードの角など、優しい素材で軽く削る
- 光の下で見ながら、慎重に削る
- 一度で全部を削らず、少しずつ進める
カードの見た目も評価の対象になることがあるため、キレイに扱うことが高額買取への近道です。
Q. どうして高額な買取率の業者は危ないのですか?
A.Appleギフトカードの買取率は一般的に80%〜92%が相場とされています。ですが、SNSやネット広告などで、
「買取率95%以上!今すぐ現金化!」
といった、異常に高い買取率をうたう業者には注意が必要です。
理由としては、
- 後から理由をつけて減額される:「コードに不備がある」などの口実で実際は70%程度しか振り込まれないケースもあります。
- 振込が遅れる・されない:高額をうたって客を集め、連絡がつかなくなる悪質な業者も存在します。
- 身分証を悪用されるリスク:高額買取に釣られて個人情報を渡してしまい、詐欺に使われる例もあります。
本当に信頼できる業者は無理な買取率を提示しません。「高額」だけに注目せず、過去の口コミや運営実績をしっかり確認しましょう。
Q. Appleギフトカードを使ったあとのカードでも売れますか?
A.Appleギフトカードをすでに使用済み(残高ゼロ)の状態で買取に出すことはできません。
買取業者は、コードを使ってAppleのシステムで残高チェックを行います。以下のような状態のカードは、すべて「買取不可」となります:
- すでに他人に使用された(転売後に不正利用された)
- 自分でコードを入力し、Apple IDにチャージ済み
- 購入後すぐ使って残高ゼロになった
また一部の悪質業者では「使ってないから大丈夫」と言って売ろうとする人がいますが、それがバレると信用を失い、今後取引ができなくなる恐れもあります。
カードを売る前に自分でApple公式サイトや端末で残高確認をしておくとスムーズです。