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Google Playストアにあるアプリの中に「偽アプリ」または「詐欺アプリ」というのがあります。これらを見分けるのは簡単ですが、人によっては難しいと言えます。なぜなら、偽アプリの内容はジャンルによって異なるからです。

ここでは、どのような偽アプリが出回っているのか、偽アプリの目的やその対処方法などについて、解説していきます。

 

偽アプリとはなにか?

偽アプリとは、本物のアプリを模して開発されたアプリです。ほとんどが無料アプリなのですが、利益が出ないにもかかわらず、なぜ偽アプリが横行しているのかと不思議に思う人は大勢いますが、実は裏があります。

それ以前に、どのようなアプリが偽アプリなのかと気になるところです。この辺りについて、詳しく解説していきます。

人気アプリを模した偽物

偽アプリを具体的に説明すると、アプリの名前やアイコンをそのまま使う偽アプリとか、名前だけでなく内容もオリジナルとはほとんど変わらないくらいの偽アプリなどが色々です。定義はありませんが、オリジナルの人気アプリを模した真っ赤な偽物であると筆者は認識しています。

どのような偽アプリが横行しているのかというと、代表とされるのは「Pokémon GO Ultimate」と呼ばれるポケモンGOの偽アプリです。現在は削除されていますが、どのようなアプリだったのかというと、インストールして起動した瞬間、画面がロック、再起動してもダメなど、ウイルスが仕組まれたようなものです。

他にも、有料サービスに誘導して、課金しないと利用できないなどと宣伝して、課金させようとする「Guide & Cheats for Pokémon GO」と「Install Poke mongo」もありますが。このふたつはすでに削除されています。人気の流れに乗って、悪巧みを働くとはいえ、高度な技術が求められるのは確かです。

ポケモンGO以外の偽アプリは、パズドラやマリオなどが挙げられます。ポケモンGOも含めて、これらの人気アプリのほとんどは、課金しなくても無料で利用することができます。全部ではありませんが、ほとんどの人気アプリも同様です。

チートアプリというのもある

チートアプリとは、公式アプリのデータをチートアプリに書き換えて最強にするというものですが、ゲームに真面目な人達は、絶対とは言いませんが、ほとんどの人はやりません。

ドラゴンクエストやファイナルファンタジーを例えて説明しますが、通常だと、レベル1からコツコツと経験値を積み上げてレベルアップし、ボスという強敵を挑み、倒すことで達成感を味わうことができます。これは、自分の力でボスを倒したという証拠になりますが、チートを使うことで、その努力がすべて水の泡となります。

一度全クリアしたら、サイバーガジェットのコードフリークなどを使うという人はおり、その人はチートを使ったらどのようになるのかと、好奇心に利用する人は多いです。始めからチートを使うという人は、自分や他人の努力を侮辱したも同然で、行うこと自体が罪だと考える人もいます。

なぜチートアプリを利用したいのかは人それぞれの理由ですが、ほとんどが最初から強くしてサクサクと進めたいのが理由でしょう。しかし、そのチートアプリ自体に、ポケモンGOの偽アプリと同じか、悪意のあるサイトへの誘導なのかと、怪しいものが仕込まれている可能性は高いです。

詐欺アプリについて

詐欺アプリといっても様々で、無料でインストールできるがゲーム進行に困難な場面が出てきて、アイテムなどを課金しないと先に進めないアプリとか、有料サイトに誘導するアプリなどがあります。

有料サイトに誘導するアプリについてですが、ほとんどが出会い系サイトに該当します。なぜかというと、ユーザーが無料サイトに登録した後、起動して進めるうちに有料サイトに誘導するという単純な仕組みだからです。出会い系サイトのユーザーの間ではこれを「業者」と呼びます。

業者といってもやり口が様々です。有料サイトに誘導するのはもちろんのこと、実際の優良サイトに登録して、援助交際の拠点として利用している業者のほうが多いです。具体的には、実際に女性が男性と出会って、売春行為してお金を稼ぐというものです。中には、組織的に活動して、援助交際で収益を挙げている業者もいます。

ちなみに、出会い系の優良サイトは、警察にインターネット異性紹介事業の届出を提出しています。それでも業者の存在はあり、出会い系を運営する会社は、業者と思われるアカウントを削除するなどの対応を取っていますが、いたちごっこ状態にいるのが現状です。

それだけでなく、最近になって、仮想通貨に関連する詐欺アプリが現れました。どのような詐欺アプリなのかというと、仮想通貨の財布としての役割を持つウォレットアプリです。ウォレットアプリを出しているのは、仮想通貨取引所とは関係ないものばかりがほとんどとされています。

通常、購入した仮想通貨は、取引所にそのまま保有している人がいれば、ウォレットアプリに移動させるという人もいます。しかし、ウォレットアプリそのものが詐欺アプリである可能性が高く、仮想通貨をそのウォレットアプリに入れてしまったら、気がついたら空っぽになっていたということがあったとされています。

具体的に例を挙げるとすれば「ADA Cardano Crypto Wallet」と「All Crypto Currency Wallet」というウォレットです。前者はライトコインやライトコインをADAという仮想通貨に交換できるというものが、指定のアドレスに送ると消えてしまうというアプリで、後者は複数の仮想通貨を保管し、管理するというものだが、そのウォレットに仮想通貨を送ると、送った仮想通貨がすべて消えてしまうというアプリです。

取引所とは関係ない、わけのわからない人物が開発したウォレットアプリは利用しないのが、唯一の対策方法です。消えてしまった仮想通貨は、元に戻らないことを理解しましょう。

Google Playストア以外のアプリについて

通常、Google Playストアを介してアプリをダウンロードするのですが、Google Playストア以外でもダウンロードして、インストールすることは可能です。どういう方法でインストールできるのかについての説明は省きますが、理由は保証対象外でもあります。

Google Playストアでダウンロードして、なにか不具合があった場合は、Googleでそれなりの対応をしてくれるかもしれませんが、それ以外であれば自己責任です。自分と自分のスマートフォンを守るために、絶対にGoogle Playストアでアプリをダウンロードしましょう。

欲しいアプリがないから、別サイトでアプリをダウンロードするのは、自分の手で自分のスマートフォンをダメにする行為だからです。

 

偽アプリに引っかからないようにするには?

偽アプリをダウンロードした場合はどうすればいいのかと考えるより、引っかからないようにするにはどうしたらいいのかと考える必要があります。そこで、その方法をいくつか挙げて、解説していきます。

Google Playストアからダウンロードしよう

Google Playストアにあるアプリはほとんど公式アプリ、またはオリジナルのアプリですので、Google Playストアからダウンロードしたほうが無難です。なぜかというと、事前審査というのがあり、その審査を通過しなければ、開発したアプリをGoogle Playストアに出せないことになっているからです。

Google Playにあるアプリは、その審査を通過して認められているので、安心して利用できます。それでも、詐欺アプリがいないとは限らないので、注意が必要です。割合で例えるなら、詐欺アプリが1割で、そうではないアプリは9割だと認識しましょう。

審査という点については、AppleのApp Storeも同じと言えます。実はGoogle PlayよりApp Storeのほうが審査は厳しいとされており、詐欺アプリの数はApp Storeのほうが少ないと言えるでしょう。

それでも、アプリの数はGoogle Playストアのほうが上で、これが理由でiPhoneからAndroidスマートフォンに乗り換える人は少なくありません。世界シェアを見ても、Androidスマートフォンを使う人が一番多いとされています。

Google Playストア以外のサイトからアプリをダウンロードしない

Google Playストア以外からのアプリのダウンロードは自己責任です。起動できないことはありませんが、スマートフォンがどうなるかについては保証できません。

公式サイトが開発したアプリというのは、かならずGoogle PlayやApp Storeに出ているので、公式サイトの説明分を見ても、このふたつのどちらかからのダウンロードを勧められるのがほとんどです。

開発者が本物かどうかの確認

人気アプリについての説明になりますが、マリオやファイナルファンタジーやドラゴンクエストなどの人気アプリがあります。マリオはニンテンドー、ファイナルファンタジーとドラゴンクエストはスクエアエニックスとなっています。

人気アプリの開発者が本物であれば問題ありませんが、そうではない場合は注意が必要です。しかし、偽アプリでありながら、詐欺まがいや課金などの誘導がない、広告を表示しているだけのアプリというものがあります。

あえてパクリのアプリであると承知の上でダウンロードするユーザーがいますが、そのユーザーの心理というのは、人気が出ているにも関わらずアプリとして出さない、内容が似ているからダウンロードしようというのがほとんどです。

承知の上でダウンロードするユーザーがいると申しましたが、その心理を利用した偽アプリというのがあります。好奇心にダウンロードして、後で痛い目に合わないように注意しましょう。

出会い系サイトのアプリに注意しよう

出会い系サイトに対するネガティブなイメージが強いのは確かですが、警察にインターネット異性紹介事業の届出を提出している優良の出会い系サイトであれば、安全性は高いです。

有料だから利用したくない、無料であれば利用できると、出会い系にお金をかけたくない人は特に陥りやすく、サクラ(運営会社が雇っている架空のユーザー)や業者のターゲットになりやすいとされています。

しかし、無料で異性と出会える確率は低く、運よく出会えたとしても、ユーザーの身の安全は保障できません。逆に認可を受けた有料の出会い系サイトであれば、出会える確率は高いだけでなく、透明性や信頼性も高いです。

優良サイトは大きく分けて、ポイントを購入して使用するタイプや、月額制の使い放題のタイプがあり、後者については真面目な出会いなどに向いています。

話を戻しますが、無料の出会い系サイトのアプリは、悪質なサイトに誘導されるのがほとんどです。このアプリは大丈夫なのかと判断したときは、そのアプリの公式サイトにアクセスして、インターネット異性紹介事業の届出を提出して警察の認可を受けているのかなどを確かめるようにしましょう。

レビューが異常

アプリにレビューをつける人は大きく分けて、ボランティア同然でアプリの感想を投稿する人と、アプリの使用に難癖・クレームをつける人という、ふたつのタイプがあります。

しかし、リリースして間もないにも関わらず、星5など高いレビューを投稿されているアプリがありますが、このアプリそのものが偽アプリである可能性が高いということです。

口コミの力は凄まじく、消費者は口コミを参考にしながら商品を購入します。良い口コミがあれば商品の購買意欲が高まり、逆に悪い口コミがあれば購買意欲が低くなるという心理的に働く傾向があります。

偽アプリは、その口コミの威力を利用して、ユーザー達にアプリのダウンロードを促しているというわけです。しかし、本当の消費者は良い評価ばかりでなく、悪い評価などを見て、メリットとデメリットを見ます。

簡単にまとめると、悪い評価やデメリットのレビューがなく、良い評価やメリットばかりのレビューしかないアプリは異常だということです。こういったアプリは無視したほうが無難でしょう。

 

仮に偽アプリをダウンロードしてしまったら?

Google Playストアから偽アプリをダウンロードしても、起動しなければ問題ないので、アンインストールするのが基本です。しかし、起動してしまった場合、どうすればいいのかと気になるところです。

起動してしまってもすぐに閉じれば問題ないことが多い

どこまで問題ないかは偽アプリによってそれぞれですが、起動してしまった場合は、すぐに閉じれば問題ないことが多いです。なにか怪しいなと思ったら、アプリを閉じて、開発者の公式サイトにアクセスするなり、口コミを確認するなりなどの行動を起こしましょう。

万が一、自力での対処が困難な場合は、Google Playのサポートに問い合わせして、アドバイスを求めるようにするのもひとつの方法です。

 

Google Playストアの偽アプリは見分けるのが簡単である

最近のGoogle Playストアは審査が厳しくなっており、偽アプリの数が少なくなっていますが、例えパクリのアプリがあっても、オリジナルだと言えば簡単に通る確率は高いです。しかし、全てを無くすことはできません。

無くすことが出来ない以上、あとは自分の目で、本物か偽物かを判断して、自分のスマートフォンを守ることが大切です。