Amazonの注文をキャンセルしても返金される？事前に知っておきたい3項目

Amazonで商品を注文したけどキャンセルしたい…でも返金ってされるの？ 着払いやコンビニでの支払いなどであればまだ商品代金を支払っていないので何とかなりそうな気がしますが、Amazonギフト券やクレジットカード決済の場合は先にお金を払ってしまいますので、注文をキャンセルした後に返金されるかどうかって不安ですよね。 先に結論を話しますと、クレジットカードでの購入でも注文キャンセルで返金は可能です。 この記事では、注文キャンセル時の返金手順や、返金までにかかる所要日数などを紹介していきたいと思います。注文キャンセルからの返金で困っている方は必ず確認しておきましょう。

どんな決済方法でも返金は可能

Amazonは数多くの通販サイトやECサイトの中でも郡を抜いて、キャンセルや返金に寛大なサイトです。個人的事由によるキャンセルや返金も対応していますし、商品が到着してから30日以内であればどんな理由でも返金が可能です。 しかし、決済方法によっては返金の方法と返金にかかる所要日数が微妙に異なってきます。まずはその点から詳しく紹介していきましょう。

クレジットカード

キャンセルして返金されるかどうか最も不安を感じるのはクレジットカードではないでしょうか？カードの場合は予め料金を支払ってしまっていますので、後でキャンセルしても返金されるかどうか不安だと思いますが、クレジットカードでの決済であってもキャンセルした後にきちんと返金されますのでご安心下さい。

• 返金方法（Amazonギフト券か購入時と同じクレジットカードへの返金）
• 返金日数（返送品受領後1日～3日）

返金が完了するのは返送した商品の確認が取れてから最短で1日、長くて3日程度です。返金方法はAmazonギフト券か、購入時に使用したカードへ返金してもらうか選択できますが、そちらを選ぶとカード会社によっては同月の請求金額分から返金額を差し引いて引き落としされる場合や、締日にいったん請求後、翌月以降に返金される場合があります。 そうなると返金までに時間がかかる可能性がありますので、Amazonを頻繁に利用するという方はAmazonギフト券で返金してもらった方が手っ取り早いかと思います！

代金引換

商品と引き換えに代金を支払う代金引換で購入した商品も、キャンセルした後に返金手続きを行う事は可能です。クレジットカードの返金と違う点もありますので注意しましょう。

• 返金方法（Amazonギフト券）
• 返金日数（返送品受領後1週間～3週間）

銀行振込での返金を希望の場合は、返品受付センターで手続きを完了した後、銀行口座情報を登録する事で銀行振込へ変更する事も可能となっています。

携帯決済

携帯決済で購入した商品のキャンセル＆返金も同様の方法で行う事が可能です。

• 返金方法（Amazonギフト券または購入時ご利用いただいた携帯決済サービス事業者経由での返金）
• 返金日数（返送品受領後1日～3日）

Amazonギフト券か携帯決済サービスを経由しても返金かどちらかを選択する事が可能です。こちらの場合もAmazonギフト券での返金にした方が面倒ではありません。

注文キャンセルから返金までの手順

さて、上記で紹介したようにAmazonは全ての決済方法で注文のキャンセルと返金が可能である事を紹介してきましたが、ここからは注文のキャンセルと返金までの手順について説明していきたいと思います。

注文のキャンセル手順

まずはAmazonで購入した商品の注文をキャンセルする方法を紹介していきます。当然ですが注文した商品をキャンセル手続きをしなければ返品や返金は出来ません。

1. Amazonの注文履歴にアクセス
2. 商品をキャンセルを選択する
3. キャンセルしたい商品の横にあるチェックボックスにチェックを入れる
4. チェックした商品をキャンセルするを選択する

これで準備は完了です。キャンセルされた商品を確認する方法は、キャンセルできたかどうかはメールで届きますので、そこできちんとキャンセルできたかどうかを確認しましょう。

返品手順

まだ商品が到着していない状態で上記の手法でキャンセルするのであればいいのですが、実際に商品が届いてからその商品をキャンセルして返金する場合は、商品を送り返す返品手順を踏まなければなりません。

1. 注文履歴から返品受付を行う
2. 返品に必要な情報を用意する
3. 返品商品を一緒にダンボールへ梱包する
4. コンビニなどへ持ち込み集荷を依頼する

返品に関する詳しい方法は公式サイトをチェックしてから利用する方が良いと思います。以下のような状態の時は返金手続きに時間がかかる可能性があるので注意しましょう。

• 返品受付センターで選択した返品理由と合致しない状態で商品を返送された場合
• 返品商品に関する正しい情報が不足している場合(返品受付ID等)
• 返品手続きをした商品とは異なる品物を返送された場合
• 返品手続きで指定された場所とは異なる返送先へ返送した場合
• 返品された商品の一部が不足している場合

早期に返金を希望している場合は、返品商品や必要書類に不備がないように注意が必要です。

キャンセル＆返金不可の商品もある

ユーザーファーストのAmazonではほとんど全ての商品でキャンセルと返金返品が可能ではありますが、中には返品返金不可の商品もあります。

開封済みの場合は50％の返金

そもそもAmazonは100％全ての返金に対応している訳ではありません。100％全額返金の対象商品は到着から30日以内で未開封の商品と決められていて、30日を過ぎると返金額が20％減額となり、開封済みの場合は商品代金の50％の返金となります。 未使用かつ未開封の場合のみ、30日以内であれば返金対応してくれるという事は必ず事前に覚えておきましょう。ちなみに開封状態に関わらず、配送料、手数料、ギフトラッピング料は返金されません。

開封済みと判断される条件

実際に開封していないにも関わらず開封していると判断されるケースもあります。開封済みとAmazonに判断される条件は以下の通りです。

• メーカー既成の梱包を開封してある、または破損している
• 商品を意図的に破損させるような再梱包がしてある
• 商品タグが外されている
• 部品のビニール包装が開封されている
• ケーブルを固定するワイヤーなどが外されている
• その他、商品自体に使用された形跡がある

このような時はAmazonに開封済みと判断されてしまい、100％の返金がされない場合がありますので、返金しようと考えている商品の取扱にはくれぐれも注意しましょう。

どんな理由でも返品できない商品

上記でも説明しましたがAmazonでは個人的事由であっても返金に対応してくれる優良企業です。極端な話、注文した商品の色が途中で気に入らないと思いキャンセルしても返金はされるという訳です。 そんなAmazonでも、全ての商品が返品できるわけではなく、いかなる理由でも返品キャンセルや返金に対応していない商品があります。

• 受注生産品、特注制作品、刻字入り商品、およびサイズお直し品
• メーカー既成の外装で配送した商品を返送するときに外装がない場合や、外装のみに損傷がある場合
• メーカー既成の外装に直接出荷伝票が貼られているという理由の返品
• 商品詳細ページに返品や交換ができない旨の記載がある商品

上記のようなオンリーワンの商品は返金や返品は承れないと公式サイトに記載があります。また、個人的事由で返金が出来ない商品も多くあります。

• 使用済みまたは開封済みの消耗品
• メーカーが初期不良と認定していない場合（液晶パネルのズレ、ドット抜け、使用後の外観の傷など）
• 拡張機器の増設や、パーツの取り替え、商品自体を改造、調整した商品
• お客様のご要請でメーカーから鑑定書・鑑別書の発行を受けている商品
• 車用タイヤ・ホイールセット

これらは個人的事由で返金やキャンセルする事が出来ない商品です。くれぐれもご注意下さいね。

まとめ

Amazonで注文した商品をキャンセルする方法、また返金手順や返金の際に気をつけるべき事を紹介してきましたが参考になりましたか？ Amazonはユーザーファーストは購入者に非常に優しく出来ており、大抵の商品は個人的な事由であっても気軽に返金する事が可能です。しかし、キャンセルばかりしているとペナルティの危険もありますので、よっぽどの事がない限りはキャンセルは控えましょう。 しかし、間違って購入してしまった商品を１００％返金できるというのは、安心してAmazonで買い物ができて嬉しいですよね。万が一の時は返金やキャンセルを気軽に利用してみましょうね。