Amazonカスタマーレビューのサクラを見破れ!7つのポイントを伝授

Amazonカスタマーレビューのサクラを見破れ!7つのポイントを伝授

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今となってはAmazonでお買い物をしたことがないという人の方が少ないんじゃないか…そう思えてしまうほど広く普及しているAmazonでのインターネットショッピング。 ティッシュや掃除用品などの日用品から食品、本、CD、DVD、ゲーム、アウトドア用品、電子機器などの他にも冷蔵庫、洗濯機、掃除機、テレビなど大型家電も取り扱っているAmazonでお買い物をする時、多くの人が参考にしているのが「Amazonカスタマーレビュー」ですよね。 全く同じ値段の同じ商品でも、1つもレビューがついていない商品いくつもの良いレビューがついている商品があったとしたら…きっと多くの人はレビューが沢山ついている商品の方を購入するのではないでしょうか? しかし、カスタマーレビューだけを頼りにAmazonで商品を購入するのは実は危険もはらんでいます。サクラによるカスタマーレビューで、商品の印象が操作されてしまっている可能性があるからです。 この記事では、Amazonのカスタマーレビューにサクラが多い理由や、サクラによるカスタマーレビューを見破る方法についてご紹介させていただきたいと思います! レビューの高い商品を購入したものの粗悪品だったなど、レビューに騙されてしまった経験がある人、Amazonで頻繁にお買い物をしているという人は是非記事をチェックしてみてくださいね。

Amazonレビューにサクラが多い理由

実際にサクラによるカスタマーレビューに騙されて粗悪品を買われてしまった訳ではないにしろ、Amazonでサクラによるレビューを目にしたことがあるという人は多いのではないのでしょうか? 実際、かなりの割合でサクラレビューを目にすることがあると思います。一体なぜサクラレビューが多いのかというと、レビューが多ければ多いほど「売上が上がりやすくなるから」です。
  1. レビューの数が増えれば検索結果でクリックされる確率が高くなる
  2. クリックされる確率が高くなると販売件数が増加する
  3. 売れている商品として検索結果に上位表示される
と、このようにレビューの多さは売上に大きく影響するのです。レビューを増やすだけで売上が上がるなら安いものですよね。 例えば「三脚」で検索してみるとレビューが多く評価も高い商品が上位に表示されているということがわかると思います。 サクラを雇ってレビューを書かせ、自社の商品が良いものであるかのようにアピールする手法はいわゆる「ステマ(ステルスマーケティング)」であり、明らかにAmazonの規約に違反しています。 消費者としても、レビュー評価の高い良い商品だと思って購入したのに粗悪品だったのでは困ってしまいますよね。 しかし、Amazonの場合は粗悪品を購入してしまった場合はAmazonがすぐに返品や交換を行ってくれますし、Amazonという大きなサービスの元で販売を行っているため、あからさまなステマレビューをしたとしても、それによって業者がダメージを受けることがありません。 このような理由からAmazonではサクラによるレビューが多く、また、なかなか減らないのです。

Amazonレビューのサクラを見破る7つのポイント

  Amazonも対策を行ってない訳ではありませんが、Amazonマーケットプレイス出品者もかなりの数が存在しているため、Amazonが管理しきれていない部分もあるようです。 そのため、Amazonでサクラレビューに騙されないためにはサクラレビューを見破るための方法を知っておく必要があります。これからその方法について詳しく解説していきますので、Amazonでのお買い物の際には是非参考にしてみてくださいね。
  • レビュー文章の誤字脱字、日本語がおかしい
  • レビュー投稿者名がフルネーム
  • 発売直後の商品に大量のレビューが投稿されている
  • 短期間に集中してレビューが投稿されている
  • 極端な評価が多い
  • レビュアー情報を確認する
  • 出品者情報を確認する
以上の7つのポイントについて1つ1つ詳しく解説していきたいと思います。

レビュー文章の誤字脱字、日本語がおかしい

誤字脱字が多すぎるレビューや、日本語文法がおかしいレビューを目にしたことがあるという人は多いのではないでしょうか? 外国人がわざわざ日本のAmazonで商品を購入して、更にレビューをまるで日本人のように日本語で書く…なかなか考えにくいシチュエーションですよね。 しかも、その商品の販売会社を見ると所在地が「中国」だったりします。セラー(Amazonマーケットプレイス出品者)本人が書き込んでいるのか、それとも外国人のサクラバイトを雇って書き込ませているのか、詳しいことはわかりませんが、カタコトのレビューはそのほとんどがサクラレビューです。 ただし、今ではこのように明らかにバレバレなレビューは以前に比べると減ってきているようです。

レビュー投稿者名がフルネーム

上記のようなカタコトの、おかしな日本語のレビューの他にも、なぜか「山田太郎」のようにレビュー投稿者名が日本名のフルネームで投稿されているレビューもあります。 普通、日本人がレビューを投稿する時に投稿者名をフルネームにすることは少ないですよね。フルネームかつ、短文だったり日本語がおかしいレビューはサクラによるレビューの可能性が高いです。

発売直後の商品に大量のレビューが投稿されている

これもサクラによるレビューの大きな特徴の一つです。 いくら良い商品だったとしても、購入した人全てがレビューを投稿する訳ではありませんよね。レビューを書く人は購入者の中でもかなり少数です。 それなのに販売開始から1ヶ月ほどしか経っていないのに100件を超えるレビューがついているなど、販売開始時期と比較して明らかにレビューの数が多すぎる商品のレビューもサクラレビューの可能性があります。 有名ブランド商品や、大きな話題になっている商品ならまだしも、マイナーなメーカーの商品に短期間でそこまで沢山のレビューが書かれること自体ありえないことです。 「怪しいかも…」そう思ったらその商品のAmazonでの発売日をチェックしてみるのがオススメです。「商品の情報」という項目に記載されている「Amazon.co.jpでの取り扱い開始日」が発売日となっていますので気になったら確認してみましょう。

短期間に集中してレビューが投稿されている

短期間に集中して沢山のレビューが投稿されている商品があれば、それもサクラによるものの可能性があります。 購入者の中でも、レビューを投稿する人は僅かであると上記でもご紹介しました。それなのに短期間にレビューが集中するのは不自然ですよね。 ほんの数日で2、30件以上の、しかも高評価レビューが投稿されているという場合はサクラによるレビューだということを疑ってみましょう。

極端な評価が多い

サクラによるレビューが多く投稿されている商品の特徴として、「星5」や「星1」などの極端なレビューが多いというものがあります。 これは一体どういうことなのかというと、サクラによる「星5」レビューと、実際に商品を購入したの「星1」レビューが混ざっているということです。 サクラが星5レビューを大量に投稿する→星5レビューを見て商品を購入する→商品が粗悪品だったため購入者が星1評価をつける…流れとしては、こういうことです。

レビュアー情報を確認する

レビュー投稿者の名前をクリックして、レビュアーの情報を確認してみましょう。やらせレビューを投稿している人は、1日に複数件の高評価レビューを投稿していることがあります。 商品をとにかくべた褒めしている高評価のレビューを1日に何件も投稿しているレビュアーはサクラレビュアーである可能性があります。

出品者情報を確認する

出品者情報を確認するというのも一つの方法です。レビューが不自然に多い商品の出品者情報を見てみると、「住所が中国だった」「住所が英語表記になっている」「出品者が中国人だった」ということが少なくありません。 出品者の名前をクリックすると出品者情報のページに飛ぶので、そこから「特定商取引法に基づく表記」をチェックしてみましょう。ここが英語で書かれている場合、ほとんどの場合が中国人セラーです。 もちろん、中国人セラーが販売する商品全てが粗悪品だという訳ではありません。しかし、サクラレビューや粗悪品が圧倒的に多いのが中国人セラーが販売している商品ですので、用心するに越したことはありません。 また、中には「特定商取引法に基づく表記」に何も記載していないセラーも存在しています。この表記は消費者が安心して商品を購入するために大切なものであり、良いセラーであれば確実に記載しています。この表記がない場合には購入を控えるというのも一つの判断基準になると思います。

まとめ

以上、Amazonカスタマーレビューのサクラを見抜くための方法についてご紹介させていただきました。 Amazonでは数億点という膨大な数の商品が取り扱われており、その商品に投稿されているレビューの数もかなりのものとなります。 Amazonが管理しきれていない部分もどうしても出てきてしまうため、是非今回ご紹介させていただいたような方法を使って、サクラレビューを見破ってみてくださいね。