Amazonビジネスで請求書払いができない?2つの対処方法を詳しく紹介

Amazonビジネスで請求書払いができない?2つの対処方法を詳しく紹介

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Amazonでは、法人・機関や個人事業主向けにAmazonビジネスと言うサービスが提供されています。 ビジネス向けの特別価格や数量割引が多数の商品に適用されたり、組織で1つのアカウントを共有できるなど様々な特典がある為、多くの企業が導入しているサービスです。 また、Amazonビジネスの魅力の1つに、通常では行うことが出来ない請求書払いにも対応しており、立替精算などの手間も削減出来るのでとても便利に使うことが出来るのです。 しかし、Amazonビジネスの利用を開始したのに請求書払いが出来なくて困っている人や、急に請求書払いが出来なくなってしまったという人もいらっしゃるのではないでしょうか。 そこで、この記事ではAmazonビジネスで請求書払いができない時の対処方法について詳しくご紹介していきたいと思います。

Amazonビジネスで請求書払いできない時の対処方法

Amazonビジネスでは、請求書払いで買い物をすることが可能となっており、一定期間のお買い物の支払いを後日まとめて行うことが出来ます。 支払いは月末締めの翌月末払いとなり、1ヶ月で注文した分を翌月の末までにまとめて支払うことが出来るのでキャッシュフローの改善にも繋がりますし、支払いも指定口座に振り込むだけなので簡単に済ませることが可能となります。 しかし、中にはAmazonビジネスの利用を開始したにも関わらず、請求書払いが出来なくて困っている方もいらっしゃるのではないでしょうか?そんな時の対処方法について詳しくご紹介していきたいと思います。

請求書払いの設定が出来ていない

Amazonビジネスの利用を開始しても、請求書払いの設定を行わない限り通常の支払い方法のままになっています。請求書払いができないと悩んでいる方は、もしかすると設定が変更されていない可能性があります。 以下では請求書払いへと変更する手順をご紹介します。 【請求書払いの設定を有効にする】 まずは、共通支払い方法の設定から請求書払いの設定を有効にする必要があります。
  1. Amazonビジネスにログインする。
  2. メニューから「ビジネスアカウントの設定」を選択する
  3. 「支払い方法と配送先住所の設定」を選択する
  4. 「支払い方法と配送先住所は管理者が設定し(複数設定可能)、ユーザーが利用する(共通の支払い方法・配送先住所)」を選択し、更新ボタンを押す
以上の手順で請求書払いの設定が有効になります。 【請求書払いの設定を行う】 では、次に請求書払いの設定の手順についてご紹介していきます。
  1. Amazonビジネスにログインする
  2. メニューから「ビジネスアカウントの設定」を選択する
  3. 「請求書払いの設定」を選択する
  4. 「限度額」や「請求先情報」の内容を確認する(不備があれば修正)
  5. 「買掛管理者連絡先情報」を入力する(この時記載した電話番号が請求書に記載)
  6. 請求書(PDF)が届くのでメールアドレスを入力し、「締日」を確認し「設定の完了」ボタンを押す
  7. 「請求書払いを利用して購入できるようになりました」と表示されれば完了となります
以上の方法で簡単に請求書払いの設定を行うことが出来ます。請求書払いが出来なくてお悩みの方は、まずは設定が変更されているかを確認するようにしましょう。

利用限度額に達している

請求書払いでは、利用限度額が利用者によって設定されています。限度額を超えて利用することは出来ないので、請求書払いができない時には限度額に達している可能性があります。 Amazonビジネスの請求書払いの利用限度額や購入可能残高は請求書情報から確認することが可能となります。他にも、Amazonビジネスの請求書に関する情報の全てを確認することが出来るので以下でご紹介していきます。
  • 購入可能残高:請求書払いで1ヶ月にご購入いただける金額の残高を確認できます
  • 請求予定額:月末に請求する予定金額を確認できます
  • 請求書一覧:過去の請求書を確認できます
  • 支払いと返金:過去の入金を確認できます
  • 未処理金額:支払いに充てることができる金額を確認できます
上記の5つの項目を確認することが出来ます。また、請求書情報を閲覧できるのは、ビジネスアカウントを管理する権限のあるユーザーのみとなっているので注意しましょう。 また、請求書払いの利用限度額は増額申請を行うことも出来るので、そちらの手順もご紹介していきたいと思います。 【請求書払いの増額申請を行う方法
  1. Amazonビジネスにログインする
  2. メニューから「ビジネスアカウントの設定」を選択する
  3. 「請求書払いの設定」を選択する
  4. 「購入可能限度額の増額をリクエストする場合は、ビジネスカスタマーサービスにご連絡ください」をクリックし、ビジネスカスタマーサービスのお問い合わせフォームに行く
  5. お問い合わせの種類を選択してくださいで「プライム、その他」を選択する
  6. お問い合わせ内容を選択してくださいで「アカウントの確認、変更、閉鎖」を選択し、詳細内容で「Amazon businessについて(9-18時)」を選択
  7. お問い合わせ方法を選択してくださいで「電話」「チャット」「Eメール」から好きな方法を選択して問い合わせを行う
上記の手順で請求書払いの増額申請を行うことが可能となります。請求書払いの設定をしようと思っても出来なかったりした場合は限度額の確認と使用状況の確認も行うようにしましょう。 また、請求書払いの利用および購入可能限度額の引き上げは審査が必要になり、財務諸表等の提出が求められる場合もあります。希望の金額を利用できない可能性もあるので注意しましょう。

請求書払いが出来ないその他のパターンを紹介

請求書払いが出来ない時の対処方法は上記のようになりますが、他にも請求書払いが出来ないパターンが存在しています。これらのパターンは対処することは出来ないので、把握しておく必要があります。

Amazonビジネス登録後すぐには利用できない

基本的に、Amazonビジネス登録後すぐには請求書払いを利用することは出来ません。ビジネスアカウントの登録完了後、通常3営業日以内に請求書払いが利用出来るようになったことがEメールで通知されます。 この通知が来ない限り請求書払いを設定することは出来ないのです。Amazonビジネスに登録した後は、通知が来るまで待つようにしましょう。

請求書払いで購入出来ない商品

請求書払いで購入出来ない商品というよりも、Amazonビジネスで購入することが出来ない商品があります。Amazonビジネスで購入出来る商品は、全て請求書払いの対象となっているので問題はありませんが、Amazonビジネスの対象になっていないケースもあります。
  • デジタルサービスとコンテンツ: Kindle本、Prime Video、デジタルミュージック/Prime Music、ダウンロード版PCソフトとゲーム、Audibleオーディオブック、アプリ、およびAmazonコイン
  • プライム・フォトおよびAmazon Drive
  • デジタルタイプのAmazonギフト券
  • 定期おトク便を含む定期購入
  • 1-Click注文
  • Amazon Prime Now
  • Amazonフレッシュ
  • プライム・ワードローブ
  • co.jpで扱っていないその他のAmazonサービス: アマゾン ウェブサービスおよび子会社
上記の商品に関してはAmazonビジネス対象外の商品となるので、請求書払いも対応していません。これらの商品を購入したい時には、通常のアカウントを利用するしか方法はありません。 また、法律により販売対象に制限のある商材があるので、詳しく以下のURLからご確認下さい。 ⇒Amazonビジネス アカウント規約を確認する

まとめ

今回の記事では、Amazonビジネスを利用しているにも関わらず、請求書払いができない時の対処方法について詳しくご紹介させていただきました。 主に、請求書払いができない時は以下の2パターンになります。
  • 請求書払いの設定を行っていない
  • 利用限度額に達している
もし、請求書払いが出来ずに悩んでいる時にはこの2つを確認しましょう。それでも利用が出来ないという時にはカスタマーサポートに問い合わせるのがおすすめです。 また、請求書払いはAmazonビジネス登録後すぐには利用できないので、AmazonからEメールでの通知が来るのを待ちましょう。