使いやすいギフト券はどれ？使いやすいギフト券の条件とは？

2020.07.06

ギフト券の形態

さまざまなタイプが存在しているギフト券は、その使いかたや使用用途・形態なども多様となっています。まずはその種類を細かくみていきましょう。ギフト券は大きく3つの形態にわけられます。それぞれにメリットもデメリットもあり、人によって使いやすい形も異なっているでしょう。

商品券タイプ

昔から存在する最も一般的なタイプの商品券で、紙でできていることが多くなっています。JCBやVISAといった大手のクレジットカード会社が発行している場合や、百貨店独自のものなどがあるのです。商品券タイプのギフト券のメリットは、ギフト券を発行している店舗の商品が欲しい場合に、確実に使える点にあります。カード払いやスマホ決済を使用して商品を購入する場合、お店によっては自分が使用したい決済方法が使えないといった場合があるでしょう。しかし商品券タイプならば、確実にその店舗では使えるので、買いものチャンスを逃すことがありません。またお店側からみても、顧客の囲い込みや確実な売り上げを確保できるというメリットがあります。またブランドを認知化できるというメリットもあるのです。デメリットとしては紙でできているので、破損させてしまうと使用できなくなるところにあります。破れた場合や燃えてしまった場合は、使えなくなる可能性が高いといえます。またかさ張ると持ち運びが不便といった点も、デメリットのひとつとなるでしょう。

プラスチックカードタイプ

QUOカードのようなプラスチックでできている、カード型のギフト券です。百貨店で取り扱っているギフト券は、昔こそ紙のタイプだけでしたが、今ではこのプラスチックタイプも取り扱うようになっています。プラスチック型ギフト券のメリットは、紙の商品券と比べて小さく薄いため、持ち運びが便利といった点になるでしょう。クレジットカードと同じサイズ・厚さになっており、財布のカード入れに入られるようになっています。デメリットとしては紙タイプまでではありませんが、破損に弱いといった点があるのです。万が一折れたり読み込み部が汚れたりしてしまうと、店頭の端末で読み込めなくなり、使用できない事態になってしまう場合もあります。

メール・webタイプ

近年ギフト券の主流となりつつあるのが、このタイプです。携帯電話やパソコンのメールなどで送受信したり登録したりできます。金額の設定も自由にできることが多くなっています。いわゆる「電子ギフト券」と呼ばれるのがこちらのタイプです。メール・web型のメリットは、場所を取らないことになります。携帯電話やパソコンでの登録を済ませてしまえば、財布にギフト券をしまっておく必要がありません。余計なものを持ち歩きたくないといった人には、非常におすすめです。デメリットとしては、携帯電話やパソコンをもっていないと使えないところになります。またそれらの機器の使い方に慣れていない人だと、ギフト券の使い方がわからないといった事態も発生するでしょう。

電子ギフト券にはこんなものがある

先ほど述べたように、現在ではweb・メールタイプの電子ギフト券が主流となってきており、さまざまなタイプのものがあります。買取ボブでは電子ギフト券の買取を行っていますが、買取ボブで取り扱っているものにはどのようなものがあるのかを詳しく紹介していきましょう。

Amazonギフト券

インターネット通販最大手であるAmazonが発行している電子ギフト券です。スマートフォンやパソコンで登録することにより利用できます。 Amazonギフト券は3,000円・5,000円、10,000円・20,000円といった額面のものから選ぶタイプがあります。ほかにも1,500円から50,000円の間の金額を、1円単位で指定できるタイプもあるのです。Amazonギフト券もプリペイドカードタイプなので、おつりの心配はいりません。

楽天ポイントギフトカード

日本を代表するネットショッピング大手である楽天市場などで利用できる、楽天が発行している電子ギフト券です。カードをウェブサイトに登録することで、カード額面分の楽天ポイントを受け取れるというシステムになっています。額面は3,000円、5,000円、10,000円という金額固定タイプの他に、1,500円から50,000円といった金額を指定することのできる金額指定タイプがあります。楽天市場の他に楽天トラベルや楽天ブックスをはじめとした楽天系のサービスで利用できる他、コンビニエンスストアやドラッグストアといった実店舗でも利用できます。

Google　Playカード

スマートフォンのアプリやゲーム・映画や音楽を購入することのできるGoogle　playで利用することのできる電子ギフト券です。あまり知られていませんがLINEの中で利用できるコインの購入やゲームの課金にも使用できます。 Googleが発行元であるのでアンドロイド以外のスマートフォンでは利用できないイメージがありますが、アイフォンユーザーでもGoogleアカウントがあれば利用できます。額面は1,500円、3,000円・5,000円・10,000円・15,000円・20,000円と幅広くなっています。1,500円から50,000円までの金額指定タイプのものもあります。

WebMoney

電子ギフト券の中でも古参の部類に入る、株式会社ウェブマネーが発行している電子ギフト券です。ゲームをはじめブログやコミュニティ・SNSといったあらゆる媒体で利用できます。その数は国内最大級と言えるほどの幅広さになります。ウェブマネーという会社は携帯電話キャリアであるKDDIの子会社なので、セキュリティー面が堅実なのが特徴です。

iTunes Card

Appleが運営しているiTunes　StoreやApp Storeで利用することのできる電子ギフト券です。日本ではiPhoneの所持率が高いので、贈った方に喜ばれることの多い電子ギフト券です。

nanacoギフト

コンビニ最大手であるセブンイレブンを中心に使うことのできる電子ギフト券です。nanacoギフトカードを電子マネーのnanacoにチャージして利用すれば、イトーヨーカドーやヨークマートといったセブンアンドアイグループでの買い物もできます。じつはこのnanacoギフトカードは2019年4月15日で販売を終了しています。しかし購入済みのものについては、有効期限まで利用可能です。

使いやすい電子ギフト券の条件とは？

ここまで電子ギフト券には、さまざまな種類があることをみていきました。それらを踏まえて、以下では使いやすい電子ギフト券の条件をあげていきます。

いろいろな製品・サービスに利用できる

特定の商品やサービスにしか利用できない電子ギフト券では、使い勝手がよくありません。その点いろいろな物を買うことが可能で、さまざまなサービスで利用できるギフト券が使いやすいと言えます。また実店舗で使用できればより良いでしょう。

デザインが豊富

電子ギフト券を贈り物として利用する場合には、贈答用のデザインがある方が使いやすいでしょう。ギフト券の中にはオリジナルのデザインを作ることのできるものなどもあります。