Amazonが開発・販売を行なっているFireタブレットはリーズナブルに購入することが出来るタブレットとしてAmazonでも人気商品となっています。タブレットと言えばAppleのiPadも有名ですが、iPadの場合は安くても30000円と、なかなか手を出しにくい価格です。

それに対して圧倒的コストパフォーマンスが売りのFireタブレットは安いものなら5980円からと、その差は歴然です。一番高いFire HD10でも15980円なので、iPadの一番安いモデルの半額近い価格となっています。

もちろん、それだけ機能が違うということでもあり、iPadの方が遥かに高性能ではあります。しかし、そのような性能を使う訳ではなく単に読書をしたり、動画を観たり専門的な使い方をする訳ではなければFireタブレットで十分とされています。

更に、ある方法を使えばFireタブレットでExcelやWordを使うことが出来るようになります！

データ集計や管理の他にもシフト管理、家計簿などとして幅広く使われているExcelをFireタブレットで使うことが出来たらとても便利ですよね。

この記事では、FireタブレットでExcelやWordを使うための方法をご紹介させていただきたいと思います。Excelを使いたいと思っていたという人は是非これからご紹介する内容を参考にしてみてくださいね。

FireタブレットでExcelを使う方法

それでは早速FireタブレットでExcelを使う方法についてご紹介していきたいと思いますが、この記事でご紹介するExcelなどのアプリインストール方法は正規の使用方法ではありません。そのためインストールははあくまで自己責任、自己判断の上で行うようにしてください。

なお、ExcelやWordをインストールするためにはいくつかの下準備が必要となりますので、その下準備についても解説していきます。

手順１：Fireタブレットのバージョンを確認する

インストールの前に、まずはお使いのFireタブレットのバージョンを確認してみましょう。

1. 「設定」をタップする
2. 「端末オプション」をタップする
3. 「システムアップデート」をタップする
4. 「端末はFire OS　〇〇〇〇　を実行中です」と表示されている部分がFireタブレットのOSのバージョン情報です

手順２：インストール許可設定を行う

FireタブレットにGoogle Playストアアプリをインストールするためには、その前に4つのアプリのインストールを行う必要があります。

4つのアプリのインストール前に、「不明ソースからのアプリ」のインストール許可を行う必要があるため、以下ではその手順について詳しくご紹介していきたいと思います。

1. 「設定」をタップする
2. 「セキュリティーとプライバシー」をタップする
3. 「不明ソースからのアプリ」をタップする

上の手順を行うと、アプリストア以外からもアプリをインストールすることが出来るようになります。ただし、リスクもありますので必ず納得した上で操作を行うようにしましょう。

手順3：Google Playをインストールする

FireタブレットのOSのバージョン情報の確認とインストール許可設定が出来たら、次はGoogle Playストアアプリのインストールを行います。

コストパフォーマンスが最強と言われるFireタブレットのデメリットと言われているのが、Amazonアプリストアの品揃えの悪さです。

Fireタブレットで使えるAmazonアプリストアではExcelやWordをインストールすることは出来ませんので、まずはGoogle Playストアアプリをインストールしましょう。

FireタブレットのOSはAndroidをもとに作られているため、手順通りに操作を行うことで簡単にAndroidアプリを利用することが出来るようになりますよ。

お使いのFireタブレットのバージョンによっても方法が異なりますので、以下ではそれぞれのバージョンの方法をご紹介していきます。

Fireタブレットがバージョン5.○.○の場合

1. microSDを抜き取る（増設している場合）
2. 「Google Account Manager 5.1-1743759」の「DOWNLOAD APK」をタップする
3. 注意書きが表示されるので、同意する場合のみ「OK」をタップする
4. ダウンロードが完了したらダウンロードしたファイルをタップする
5. インストール確認画面が表示されるので「インストール」をタップする
6. インストールが完了したら「完了」をタップする

上記と同じ手順で下記3つのアプリのインストールを行なえば完了です。

Google Services Framework 5.1-1743759

Google Play services 14.8.48 (020300-229632196) (020300)

Google Play Store 13.3.16-all [0] [PR] 230433036 (nodpi) (Android 4.1+)

ダウンロードを行う際には「Verified safe to install (read more)」という文章の下にある「DOWNLOAD APK」というボタンをタップしてダウンロードを行うようにしてください。他の場所はウイルスの可能性も考えられるため、くれぐれも注意してダウンロードを行なうようにしてください。

Fireタブレットがバージョン6.○.○の場合

Fireタブレットがバージョン6.○.○の場合の場合は、上記のバージョン5.○.○と同じような手順で下記の4つのアプリのインストールを行いましょう。

カメラアクセス許可などを求められるので、続行・許可をタップして操作を進めましょう。

Google Account Manager 7.1.2 (Android 6.0+)

Google Services Framework 7.1.2 (Android 7.1+)

Google Play services 14.8.48 (040300-229632196) (040300)

Google Play Store 13.3.16-all [0] [PR] 230433036 (nodpi) (Android 4.1+)

手順４：ExcelやWordをインストールする

上記までの手順を行なっていくと、ホーム画面に「Google Playストアアプリ」と「Google設定」が表示されます。表示されない場合は何か手順を間違ったなどの可能性が考えられますので確認してみてください。

インストールに成功したら、早速Google Playストアアプリを使ってExcelやWordをダウンロードしてみましょう。

1. Google Playストアアプリを起動する
2. Googleアカウントのログイン画面が表示されるので、ログインもしくはアカウント作成を行う
3. Google Playストアが表示されるので、検索窓から「Excel」や「Word」などを検索する（ここではExcelを選択）
4. Microsoft Excelのページに飛んだら「インストール」をタップする
5. アクセスする情報に関しての確認画面が表示されるため、納得したら「同意する」をタップする
6. インストールが完了したら実行を行えばExcelの画面が表示されます

以上の手順でExcelのインストールが完了しました！この他にもWordやPowerPointなどを利用することが可能ですので、自分が使いたいアプリをダウンロードして利用するといいでしょう。

タブレットを使ったExcelの操作方法

パソコンでExcelを使ったことがあるという人は多いと思いますが、タブレットではパソコンのようにマウスがないためExcelの操作方法がわからないという方も多いのではないでしょうか？

外付けキーボードを使用することも出来ますが、それらを使わずにパネル上で操作を行いたい場合には「タッチモード」を選択すれば快適に使うことが出来るようになります。

タッチモードでの「右クリック」と「改行」は以下の方法で行うことが出来ます。

• 右クリック…該当セルを長押しするとサブメニューが表示される
• 改行…改行したい場所をタップするとポップアップメニューが表示されるのでそこから「改行」を選択し改行する

まとめ

今回はFireタブレットでExcelやWordなどのアプリを利用するための方法についてご紹介させていただきましたが、前述の通り、正規の方法ではありません。また、不明なソースからのアプリダウンロードとなるため、リスクがあるということにも注意しましょう。

ダウンロードやインストールを行う際には必ず納得の上で自己責任で行うようにしてくださいね。

一番安いモデルのFire 7ならば5980円から購入することが出来るというFireタブレットはその圧倒的なコストパフォーマンスで人気の商品です。Amazonのプライムデーやサイバーマンデーなどのお得なセールを利用すれば更にお得に購入することも出来るので、Fireタブレットの購入を考えている人は大きなセールで購入するのもオススメです。