![Amazonで買える医薬品とは?購入の際のポイントと注意すべき点を解説!](https://kaitoribob.com/wp/wp-content/uploads/2020/07/image001-2.jpg)
Amazonで買える医薬品とは?購入の際のポイントと注意すべき点を解説!
医薬品のネット販売自体はすでに解禁されている
![](http://kaitoribob.com/wp/wp-content/uploads/2020/07/image002-2.jpg)
一般用医薬品には違いがあり、種類によっては気軽に買えないものも
一般用医薬品には3種類あることを説明しましたが、具体的にはこの3種類にはどういった違いがあるのでしょうか。 まず知るべきポイントとしては、類の数が増えるごと(数値が大きいほど)に副作用や相互作用のリスクが減り、自由に買えることです。また医薬品の効果や目的の範囲によっても変わるものの、より医学的な専門性が高く、服用や使用に注意が必要な場合はハードルが高くなります。そして危険がともなうものほどリスクが増えるため、専門家を通さなければ買えなくなると考えてもよいでしょう。第1類は第2類や第3類より買いにくく、反対に第3類は第2類や第1類よりも買いやすい薬です。 第3類医薬品は「メンソレータム」や「サンテ」、「マキロン」や「アンメルツ」のほか、整腸剤や消化剤などが該当します。自由にだれでも販売ができるわけではありませんが、第1類・第2類医薬品ほどの制約はありません。第3類医薬品は薬剤師あるいは登録販売者から直接購入することが可能な場合、ないしは薬剤師や登録販売者の管理指導の下で販売していれば、一般従事者からも購入が可能です。 第2類医薬品は「バファリン」や「イブ」、「ボラギノール軟膏」や「肝油ドロップC」などが該当します。副作用等のリスクがあり、安全上薬剤師または登録販売者が販売時に医薬品についての説明をすることを「努力義務」としている医薬品です。第3類よりも販売の際の制約は多くなります。ただし第1類ほど厳しいわけではありません。 第1類医薬品はさらに使用に慎重を要する医薬品で、「ロキソニン」や「バファリン」、胃腸薬の「ガスター10」、育毛剤の「リアップ」などが該当します。あまり自由に服用させるとリスクが高い医薬品が、第1類に該当するのです。第1類医薬品の販売の際には、薬剤師による販売時の説明がかならず求められます。そのほかに「要指導医薬品」というものもありますが、これは最近になって一般流通が許可されたばかりの医薬品です。まだまだ扱いには、薬剤師の指導が必要なものを指します。「第1類医薬品」は薬剤師と連絡を取る必要があるため、すぐには買えない
さきほどまで説明してきた第3類・第2類の医薬品に比べて、「第1類医薬品」は販売の際の制約がぐっと重くなるのです。薬剤師や登録販売者の販売時の説明については、第3類では規定がなく、第2類では前述の通り「努力義務」でした。しかし第1類医薬品ではインターネット販売であっても、「薬剤師による説明」が「義務」となっているのです。 そのため、たとえAmazonなどネット販売であっても、この決まりは徹底しています。急ぎでほしい場合であっても、第1類医薬品に該当する商品を買う場合には、薬剤師に連絡をとるようAmazonからメールが届きます。そのうえで薬剤師と、電話のやり取りを行わなければなりません。 とはいえ直接購入者が薬剤師に連絡するというわけではなく、まずAmazonカスタマーサービスからのメールに書かれたURLをクリックします。そこから遷移した画面の指示にそって電話番号を入力し、折り返し電話をもらう形となるのです。折り返しのタイミングも、「今すぐ」か「5分以内」から選べます。 医薬品の種類により、確認される内容は異なります。たとえばかつて医師から処方されているか、現在の使用状況や頻度はどのくらいか、医師には今後も継続して診察に通うかどうかなどを確認されるのです。こうしたヒアリングを通して、購入する理由や必然性などもチェックされているといいます。そのうえで服用の際の注意点や、医師へ市販薬を買ったことを伝えるなど、今後とるべき対応についても教えてもらえるのです。急ぎの場合は第2類か第3類医薬品で代用できるものは代用しよう
![](http://kaitoribob.com/wp/wp-content/uploads/2020/07/image003-2.jpg)