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Amazonのセール価格が怪しい!割引率を確かめる3つの方法を紹介

カテゴリ:アマゾンショッピング, コラム  投稿日:2020年5月21日

Amazonでは頻繁にお得なセールが開催されています。中には半額以上になっている商品もあったり、すごくお得そうに見えますよね。

しかし、注意しなければならないのが「本当にお得なのか?」ということです。実は、Amazonの商品の中には割引前の価格を高く設定し、そこから割引として安く見せて販売している商品がいくつも存在するということが問題になったことがあるんです。

そんな商品があるのでは、セールで本当にお得なのか、それともお得に見せかけているだけの商品なのかわからなくてお買い物の時に非常に不便ですよね。

そこで今回は、Amazonのセール価格の商品の割引率を確かめるための方法をご紹介させていただきたいと思います!

「これはもしかして怪しいかも?」そんな商品を見かけた時は、ぜひこれからご紹介させていただく方法でチェックしてみて、本当にお得な商品だけをゲットしてみてくださいね。

Amazonには二重価格の商品があることも

欲しいと思っていた家電が通常価格10000円のところ、60%オフで4000円になっていたら…ついつい買ってしまうという人が多いのではないでしょうか?半額以上に安くなるということは珍しいし、このチャンスにと思って買ってしまいますよね。

しかし、そこですぐに購入してしまうのは危険かもしれません。なぜなら、Amazonの商品の中には「二重価格表示」になった商品がいくつも存在するということがわかっているからです。

二重価格表示とは、高い金額を見せておいてから「◯◯%割引!」としてお得に見せかけ、消費者に誤認させようとする行為のことです。

上記の家電の例で言えば、「10000円の60%オフだから4000円ならお買い得!…と思って他のお店でも調べてみたところ実際には3000円だった」こんな悪質な業者も中には存在しています。

ワインに絞って二重価格表示の商品を探してみたところ、下記のようにいくつも見つかったそうです。

・12000円から約半額、という赤ワイン6本セット。→ 中身のワインの価格を他店で調べると、6本いずれも1000円前後=6本で約6000円だった。

・2100円から約半額、というボルドー。→ 複数の他店では980円で売られている。

・36000円を約10000円で、という12本入りのドイツワイン(種別はタッフェルヴァイン)。→ 調べると希望価格は1本980円、店によっては600円=12本ならなんと7200円でしかない。

出典元:えっ、70%オフのハズが実際は6割も高い!? アマゾンにはびこる“二重価格”の罠こうして見抜くべし!!

メーカー希望小売価格と同じくらいの価格で販売している業者もあれば、なんとメーカー希望小売価格より高い価格で販売している業者も!

このような悪質な業者もゴロゴロ出てきているようなので、くれぐれも注意しましょう。

ちなみに、このような二重価格表示は「有利誤認」として不当景品類及び不当表示防止法(通称・景品表示法)第4条第1項第2号にも明記されていることであり、違反すれば2年以下の懲役または300万円以下の罰金が課せられることもある違法行為です。

Amazonマーケットプレイス出品者の商品には注意

Amazonには「Amazon.co.jp」が販売している商品の他にもAmazonマーケットプレイスの出品者が出品している商品が数多く存在しています。

Amazon.co.jpが販売している商品の中には二重価格の商品はありませんが、注意したいのがAmazonマーケットプレイスの出品者によって出品されている商品です。

もちろん、Amazonマーケットプレイス出品者の中にも良心的な出品者は数多く存在していますが、法人でなく個人でも簡単に出品することができてしまうため詐欺まがいの出品が多いというのも事実です。また、入手困難な商品が高額転売されているということも珍しくありません。

そのため、Amazonマーケットプレイス出品者の商品を購入する際には注意しておくのがおすすめです。

Amazonの割引率が本当にお得か調べる方法

それでは、ここからはAmazonのセール商品の割引率が本当にお得なのかどうかを調べる方法についてご紹介させていただきたいと思います。

Keepaを使う

実は、Amazonの価格履歴を調べることができるウェブサービスが存在しています。それが「Keepa」というサービスです。Amazonで売られている商品の価格履歴や、在庫復活の通知、値下げの通知などを受け取ることができます。一部の機能は有料ですがそれ以外は無料で利用可能です。

パソコンの場合はブラウザからだけでなくGoogle Chrome、Opera、Microsoft Edge、FireFoxなど各種ブラウザの拡張機能でもAmazonの価格履歴を見ることができます。

Keepaを頻繁に使用するという人は拡張機能で利用すると便利かもしれませんね。それでは、KeepaでAmazonの価格履歴を調べる手順を下記でご紹介します。

1、調べたい商品を探してURLをコピーする

Keepaを使う時に必要となるのが、調べたい商品のURLです。気になっている商品を探して、そのURLをコピーしましょう。(アプリの場合は共有メニューからリンクのコピーが可能)

2、KeepaにURLを貼り付けて検索する

価格履歴を調べたいAmazonの商品URLをコピーしたらKeepaのウェブサイトに飛んで、コピーした商品のURLを「商品の検索ボックス」にペーストして検索しましょう。

すると、グラフが表示されます。このグラフを見れば、いつ値上げされたのか、いつ値段が下がったのかということがわかります。

Amazonの商品は多少なり値段が上下することもありますが、大袈裟な値上げの場合は明らかに不自然ですし、割り引いてお得に見せる目的があると考えられる場合は多いでしょう。

メーカー希望小売価格より高く販売しているという業者はそう多くはないかもしれませんが、Amazonタイムセール祭りやプライムデーなど、お得なセール前に値上げを行い、そしてセール時に「◯◯%割引」とお得に見せて販売しようという業者は少なくないようです。

Amazonのセールで商品を購入する際、割引率を特に重視してお買い物したいという人はKeepaでAmazonでの価格履歴を調べてから購入するのがおすすめですよ。

ただし、Amazonのお得なセール商品の中には数量限定商品などもあり、早いものがちとなってしまうこともあるため本当に欲しい商品を買い逃してしまうことのないように注意する必要もあります。

インターネット検索する

今の時代、インターネットで検索すればあらゆる情報をすぐに手に入れることができますよね。商品についても同じで、商品名や型番、メーカーの名前などで検索すれば他のショップが販売している商品と比較することができます。

簡単に調べることができてすぐに他店の販売価格を知ることができるので、この一手間をかけるだけでも騙されてしまう確率がかなり低くなります。

Amazonのタグをチェックする

Amazonには商品に対して消費者が属性をつけるという機能があり、この機能をタグ機能といいます。このタグを探してみるとわかりますが、商品の中には「二重価格」というタグを付けられた商品も存在しています。

直接割引率を調べる方法という訳ではありませんが、このようなタグのついた商品は避けるようにすると時間を無駄にすること無く本当にお得な商品のみを購入することができるのではないでしょうか。

まとめ

Amazonではセールも頻繁に行われており、「◯◯%割引!」という商品もかなり多いです。似たような商品があって、2つのうちどちらにしようかと時、「割引前の販売価格が高い方が良いものだ」と思ってついついそちらを選んでしまうという方も中にはいらっしゃるのではないでしょうか?

しかし、今回ご紹介した通り、割引前の販売価格は実はお得に見せかけるために操作されていた可能性があります。

また、中にはメーカー希望小売価格以上に高い値段で販売するような悪質な業者も存在しています。損をせずお得にショッピングを楽しむためにも、怪しいなと思った商品は今回ご紹介させていただいた方法でまずはチェックしてみてくださいね。