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Amazonの配送システムってどうなっているの?注文からお届けの流れをご紹介します

カテゴリ:アマゾンショッピング, コラム  投稿日:2020年11月23日

過渡期にあるAmazonの配送システム

Amazonの配送からサービスを縮小するクロネコヤマト

長年Amazonでお買い物をされてきた方の中には、聞きなれない配送業者によって荷物が配達されるようになったことを、疑問にお思いの方もいらっしゃるでしょう。Amazonはこれまで大手配送業者のクロネコヤマトを大口顧客としていました。つまり、これまではAmazonに発注すると、クロネコヤマトが顧客まで配達していたわけです。

 

ところが、近年インターネットショッピングが隆盛となったことから、配達にかかる労力が飛躍的に増加しました。クロネコヤマトが請け負う業務量も増加したことから、人手不足を理由にクロネコヤマトはAmazonの当日配達から撤退することになりました。また、2017年クロネコヤマトはAmazonに対して配送料を値上げするよう要求。佐川急便は配送料の安さから、Amazon配送から撤退しました。

 

デリバリープロバイダによる配達が増えてきた

配送業界における人手不足はクロネコヤマトに限ったことではありません。いまや業界全体に波及しており、それを受けてAmazonは配送を日本郵便や中堅宅配業者にも委託するようになりました。

 

Amazonでは地域を限定した配送業者を「デリバリープロバイダ」と総称して、一つの配達網を作っています。デリバリープロバイダは配達コストもクロネコヤマトに比べて抑えられるという利点もあることから、Amazonでは幅広い配達エリアを網羅するために、デリバリープロバイダに委託する割合を年々増やす傾向にあります。Amazonの配送システムは今過渡期にあるのです。

 

Amazonの配送システム

Amazon直接販売商品の配送システム

Amazonに発注した荷物はどのような流れで手元に届くのでしょうか。まず、通常の発注における配送システムを簡単にご紹介しましょう。

 

Amazonで買い物をすると、Amazonの物流センター(FC:フルフィラメントセンター)へ随時通知が入ります。注文が入ると倉庫内にある商品をピックアップして梱包、発送準備に入ります。商品をピッキングする際はハンディ端末を用い、表示される制限時間に間に合うよう係員が物流センター内を歩いて移動し、次の商品をピックアップ。そうして集められた商品は梱包、発送準備が整えられ、各配達業者に向けて出荷されます。

 

Amazonの物流センター

Amazonのサイトが年中無休で使えるのと同様に、Amazonの物流センターも24時間365日休みがありません。また、物流センターごとに取り扱う商品カテゴリーやサイズがある程度分けられています。これは梱包にかける時間を短縮するための工夫です。このように、Amazonでは日々大量に入る注文に対して少しでも早く対応できるよう考えられています。

 

なお、川崎の物流センターは、アマゾン・ロボティクス社が開発した自走式ロボットを導入しました。ロボットが重量ある棚を持ち上げて動かすことで、商品の棚入れと注文商品の棚出しがより効率的に行われるようになりました。商品棚が動くことで在庫スペースが抑えられて豊富な在庫が確保できるようになったことに加え、従業員が移動する必要がなくなったというメリットもあります。

 

当日配送の仕組み

Amazonでは通常の注文より早く商品を配送する「当日お急ぎ便」というオプションを提供しています。これは所定の時間までに注文を行うと当日中に商品が配達されるサービスで、関東地方と関西地方の一部地域が対象です。

 

ユーザーが当日お急ぎ便を選択した状態で規定の時間内に商品を注文すると、すぐに受注処理がなされて物流センターに出荷指示が飛びます。次に、指示を受けた物流センターでは正午までに梱包を終えて、15時までにクロネコヤマトの配送センターに発送します。クロネコヤマトの配送センターでは商品が行先別に仕分けられ、18時頃までに各営業所に集荷、迅速に注文主に届けられるのです。当日お急ぎ便は、少しの時間も無駄にできないため、配送システムが整っているクロネコヤマトに任せられています。

 

マーケットプレイスの配送システムは2通り

Amazonで商品を探していると、時折「マーケットプレイス」という表示を見かけます。これはAmazonを間借りする形で、自社の取り扱う商品を委託販売していることを示します。マーケットプレイスには卸業者や小売業者、個人まで参加できる上、新品や中古関わらず多数の商品が販売されているのです。Amazon側としても、豊富な品揃えを実現できるというメリットがあります。

 

マーケットプレイスの配送システムには2通りあります。ひとつはマーケットプレイスの出品者自身が梱包・配送する方法、もうひとつはAmazonの倉庫に商品を保管してもらって出荷作業から不良品対応まで含めて委託する方法(FBA:FulfillmentByAmazon)です。

 

マーケットプレイス出品者が発送作業を行う場合、業者によって対応の質がまちまちであり在庫管理や配送トラブルに見舞われるといった声も聞かれます。それに対してAmazonが発送を代行する方法では、厳密な在庫管理と今まで培ってきた配送システムを使うため比較的トラブルが少ないでしょう。どちらの配送方法が取られるかは、商品ページに記載の「この商品は○○が販売、発送します」という一文で事前に確認できます。

 

Amazonフレッシュの配送システム

Amazonフレッシュとは

「Amazonフレッシュ」とはAmazonプライム会員向けサービスで、食材、飲料、日用品を注文できるサービスです。大型スーパーが行っているネットスーパーと同様のサービスで、精肉や鮮魚、乳製品やベビー用品と幅広い商品を注文できます。注文から最短で4時間で届くこともあり、小さいお子さんがいて外出がままならないご家庭や、共働きで買い物に時間をかけられないご家庭に好評を得ています。配送地域は東京・神奈川・千葉の一部対象エリア内限定です。

 

Amazonフレッシュの配送システム

Amazonフレッシュ対象商品を注文する際は、まず届け先や希望日時を選択します。その条件に合致する在庫だけが表示され、その中から注文するという手順です。配達時間は2時間ごとの時間指定が可能で、午前8時から深夜0時までの配送に対応しています。神奈川県川崎市にある物流センターが拠点となっており、配送の際は世田谷区、江東区、横浜市にあるプライム・ナウ配送デポを経由して配送されるのです。

 

Amazonフレッシュにおける配送では、大手配送業者に頼らない自前の配送システムを使っています。複数の小口配送事業者と業務委託契約を結ぶことで、細かい配送地を網羅して品質を保ったまま配達できるようにしています。

 

物流センターにおける工夫

川崎の物流センターでは商品の品質を保てるよう、それぞれが最適な温度で管理されています。具体的には、専用棚によってチルド・冷凍・冷蔵・常温といた6つの温度帯に商品が分けて保管されているのです。配達時も常温・冷蔵・冷凍の3種類の専用ボックスを使い分け、鮮度が落ちないよう工夫されています。

 

プライム・ナウの配送システム

プライム・ナウとは

「プライム・ナウ」はプライム会員向けの即時配送サービスです。専用アプリを使って注文すると、対象エリア内へ1時間以内に商品の受け取りが可能です。対象エリアは2020年6月現在、都内の20区となっており、さらに夏までに3区4市を追加されることが発表されています。日用品や食品など、すぐ手元に欲しい商品が当日お急ぎ便以上の配送スピードで届けられることから、注目のサービスとなっています。

 

プライム・ナウの配送システム

プライム・ナウでは、これまでAmazonの商品も取り扱っていましたが、現在は食品スーパー「ライフ」の実店舗で取り扱っている商品にシフトしています。生鮮食品や冷凍商品を中心に、プライベートブランド商品や店舗内で調理された総菜やパンといった、数千点もの商品を注文することが可能です。プライム・ナウでは、東京等々力にあるプライム・ナウ専用物流センターが拠点です。注文が入ると倉庫内にアナウンスが入り、出荷準備が始まります。商品をピッキングし、専用の梱包をしたのち、顧客の元に向かいます。

 

まとめ

今回は、Amazonの配送システムについてご紹介しました。参考になったでしょうか。買取ボブでは、Amazonギフト券の買取を積極的に行っております。贈り物としてやりとりされることも多いAmazonギフト券ですが、もし持て余しているという方がいらっしゃいましたら、業界トップクラスの買取率を誇る買取ボブにご相談ください。Amazon同様、24時間365日体制でスタッフが対応し、最短10分でお手続きを完了させていただきます。