Amazonは不良品なら箱なしでも返品可能！方法と手順を解説

商品に何かしらの不具合があったり、間違えて購入してしまったりなど、購入した商品の返品を行なったことがあるという人も多いのではないでしょうか。 世の中には沢山のインターネットショッピングサイトがありますが、その中でもAmazonはかなり柔軟に返品に対応しています。基本的に未開封で未使用のものなら返品が可能ですし、不良品の場合でも商品の返品を申請することでものの数分で返品手続きを行うことが出来てしまいます。 しかし、「商品の箱を捨ててしまった」となると話は違ってきます。場合によっては返品不可能だったり、出来たとしても返金額が大幅に下がってしまうこともあるのです。 ただしそれは「お客様都合の返品・交換」に限った話であり、Amazonでは不良品の場合は箱なしでも返品対応してもらうことが可能です。 普通のお店で購入した商品が不良品だった場合、レシートと商品を持ってお店に行って交換なり返金なりしてもらいますよね。ですが、Amazonの場合は実際の店舗はないインターネットショッピングサイトです。不良品の返品をどうやってすればいいのかわからないという人も少なくないのではないでしょうか。 この記事では不良品の返品方法についてや、返品の注意点についてご紹介させていただきます！Amazonでお買い物をしたものの商品が不良品だったという方は是非参考にしてみてくださいね。

Amazonは不良品ならば箱なしでも返品可能

冒頭でもご説明した通り、Amazonは不良品ならば箱が無くても返品を行うことが可能です！ そもそも返品するつもりがない、届いたその商品を気に入って使い続けようと思っていた場合には、場所を取ることになる大きな箱は捨ててしまうことも少なくありませんよね。 最初から壊れてしまっているようなら箱を捨てる前に不良品として返品を行うことが出来ますが、使い始めてすぐ壊れてしまうなどの初期不良もあるため消費者に非はないということをAmazonもわかっているからこそ対応をしてくれるのだと思います。 なお、Amazonで販売されている商品には以下のような3つの種類があります。

• co.jpが販売・発送する商品
• Amazonマーケットプレイス出品者が販売し、Amazon.co.jpが発送する商品
• Amazonマーケットプレイス出品者が販売・発送する商品

「Amazon.co.jpが販売・発送する商品」の場合はAmazonが返品対応を行なってくれるため、不良品はほぼ100％確実に全額返金してくれます。だからこそ、Amazonが販売している商品は安心して購入出来るのです。 しかし、中にはAmazonでは販売されていない商品もあります。そんな商品をAmazonマーケットプレイスで購入することがあるという方も多いですよね。 Amazonが販売する商品か、Amazonマーケットプレイスが販売する商品かによっても返品方法や注意点は異なります。以下ではそれぞれの返品方法について詳しくご紹介していきたいと思います。

アマゾン商品の返品方法

Amazon商品はお客様都合の返品の場合の返送は「元払い」、つまり消費者側が返送料を支払う必要がありますが、不良品の返品・交換の場合は「着払い」で送ることが出来ます。送料はAmazonが負担してくれるため、間違って元払いで送らないように注意しましょう。 また、着払いでの返送に利用出来るのは「ヤマト運輸株式会社」「佐川急便株式会社」「日本郵便株式会社」の3社によるサービスのみです。 この他の配送業者による着払いで返送を行なってしまうと、Amazon.co.jpは商品を受け取らず、再度消費者側に着払いで返送されることになるためくれぐれも注意しましょう。

1. Amazonにログインする
2. 「注文履歴」から該当する商品を探し「商品の返品」を選択する
3. 返品理由を「商品に不具合または損傷がある」を選択する
4. 下の入力欄に商品の不具合について記載する
5. 「次へ進む」をクリックする
6. 返金手続き方法（購入方法によって異なる）を選択し「次へ進む」をクリックし返金手続き完了

交換可能な商品の場合は「交換」の選択肢が表示されますが、交換出来ない商品の場合は返金手続き画面のみ表示されるようになっています。

マーケットプレイス販売、アマゾン配送商品の返品方法

Amazonマーケットプレイス出品者が販売し、Amazon.co.jpが発送する商品の場合、上記でご紹介したAmazonへの返品手順で返品を行うことが出来ますが、事前に返品について予めAmazonマーケットプレイス出品者に問い合わせを行う必要があります。（交換は出来ません）

マーケットプレイス商品の返品方法

Amazonマーケットプレイスが発送する商品の場合、Amazonではなく出品者に直接返品する必要があります。Amazonマーケットプレイスの多くはAmazon.co.jpと同じ返品・交換の条件設定を行なっていますが、中には独自の条件を設定している出品者も存在しています。 そのため、Amazonマーケットプレイス出品者から購入する前には出品者のプロフィールページの「返品および返金について」という項目で条件を確認してから購入するようにするのがオススメです。

1. Amazonにログインする
2. 「注文履歴」から該当する商品を探し「出品者に連絡する」から出品者に返品・交換について連絡する
3. 48時間経っても出品者が返品・交換に応じない場合は「マーケットプレイス保証を申請」から返品手続き

Amazonマーケットプレイス出品者から購入した場合は「商品の返品」ボタンが注文履歴に表示されません。そのため、出品者に連絡して返品に応じてもらうことになります。 しかし、中には返品に応じない出品者も居ます。そんな時には「マーケットプレイス保証を申請」を行うと半強制的に返品を行うことが可能です。48時間経っても出品者から連絡がない場合、返品・交換に応じない場合はマーケットプレイス保証から返品を申し込みましょう。

カスタマーサポートに問い合わせる

わからないことがある、不安があるという場合にはAmazonカスタマーサポートに問い合わせるのもオススメです。 Amazonカスタマーサポートへの問い合わせ方法は「電話」「メール」「チャット」の3つがあり、電話やチャットの場合、24時間いつでもすぐに対応してくれるため、問題をすぐに解決することが可能です。（Amazonプライムデーなどの大型セール開催時は対応が遅れる場合もあります） チャットの場合、チャット画面の下に表示されるチェックボックスにチェックを入れればチャット終了後にカスタマーサポート担当者とのやり取りがメールに送信されるようになっているため、カスタマーサポートとのやり取りを証拠として残しておきたいという人にもオススメです。

返品出来ないケースもあるため注意

ほとんどの場合で返品に応じてくれるAmazonですが、返品・交換が出来ないケースもあります。それが以下の場合などです。

• 受注生産品、特注制作品、サイズお直し品、刻字入り商品
• 商品詳細ページに「返品・交換が出来ない」という内容の記載がある商品

また、商品の外装のみに損傷がある場合やメーカー既成の外装に出荷伝票が直接貼られていたという理由での返品・交換は出来ません。 この他にも細かい条件などが記載されているため気になる方はAmazonの「返品・交換の条件」のページをチェックしてみてください。

商品が届いたらすぐに確認を！

Amazon.co.jpおよびAmazonマーケットプレイスの多くの出品者は、基本的に商品到着から30日以内かつ、返品・交換の条件を満たしていれば返品・交換に応じるとしています。 しかし、30日を経過してしまうと返品額が20％も減額となってしまうなど、消費者にとって不利な条件になってしまいます。 注文した商品は問題なく利用可能かどうか、商品が届いたらすぐに確認するようにしましょう。その時点で初期不良がわかれば、新しい商品との交換もスムーズですし、返金も100％してもらうことが出来ますよ。

まとめ

Amazonでは不良品ならば箱を捨ててしまった場合でも返品してもらうことが出来ます。ただし、Amazonマーケットプレイスが販売する商品などの場合は出品者によってそれぞれ対応が異なるため、注意が必要です。 精密機器など初期不良の可能性があるものはしばらくは箱を取っておいて、問題なく利用出来るとわかってから捨てるようにすると安心かもしれません。