Amazonプライムビデオで観られる、長澤まさみ出演のおすすめ映画作品5選

Amazonプライムビデオで観られる、長澤まさみ出演のおすすめ映画作品5選

目次

ロボコン【2003年】

『ロボコン』は、2003年に公開された、長澤まさみの初主演作品です。女子高専生を主人公に、仲間たちと協力してロボットコンテスト、通称「ロボコン」に向けてひたむきに努力を重ねていく青春映画となっています。   長澤まさみ演じる葉沢里美の所属する、個性的な仲間が集う「第2ロボット部」の活躍を描いた、少しオトボケな雰囲気もありつつまっすぐな青春ストーリーを、ロボコンという異色のモチーフで仕上げた本作は、長澤まさみのルックス・演技とともに大きな話題を呼びました。   あらすじ 高専生の女子、葉沢里美は、要領はいいが飽きっぽくやる気がなく、「めんどくさい」が口癖。ある日居残りが確実になってしまった里美に対し、担任が居残りと引き換えに出した交換条件は、第2ロボット部へ所属し、ロボットコンテストに出場することでした。   第2ロボット部のメンバーは、どこか奇妙で個性派ぞろい。気弱でリーダーシップに欠ける部長の四谷。協調性ゼロだが天才設計者でもある相田。幽霊部員だが技術に関しては圧倒的な竹内。マイナーで地味な第2ロボット部に対し、最初はやる気のなかった里美ですが、ロボットコンテストに対しやる気が足りない部員たちの態度を見て、ふつふつと負けず嫌いの精神が湧き始めます。  

どころ

とにかく個性派揃いのキャスティングが見事!主人公の里美を長澤まさみが演じているのはもちろんのこと、気弱な四谷部長を演じるのは伊藤淳史で、天才設計者相田は小栗旬が、幽霊部員竹内は塚本高史が演じています。まさにキャラクターに合った適材適所のキャスティングなので、見ていて気持ちがいい映画になっています。   とくに長澤まさみは初主演とは思えない、見事な演技を披露しました。初主演作にして、才能の片鱗を感じられる作品として、長澤まさみファンには欠かせない作品と言えるでしょう。   またロボコンという当時はマイナーだった競技に対して、青春要素を加えて映像化した功績は大きく、ロボットコンテストの認知度と人気を上げた作品ということも、魅力的なポイントです。  

銀魂【2017年】

『銀魂』は、当時週刊少年ジャンプにて連載中だった同名タイトルの大人気漫画を実写化した映画です。漫画作品の実写映画版はとかく叩かれやすいものの、2017年に映画が公開されるとなんと3日で興行収入が5億円を突破し、2017年公開のどの映画よりも最高のスタートを切りました。   大ヒットを受け、全国5都市での「応援上映」も行われました。応援上映はコスプレOKで、普段は映画ではご法度な音出しやサイリウムまでも許可され、ある意味物々しい雰囲気の中で、爆発的な盛り上がりを見せたことでも知られます。   長澤まさみは、漫画においても人気の高い、主人公級のキャラである志村新八の姉である「志村妙」を演じています。  

あらすじ

舞台は架空の「江戸」です。天人(あまんと)と呼ばれている宇宙人たちに侵攻を受けた「江戸」は開国せざるを得なくなり、かつて繁栄を誇った侍社会は衰退の一途をたどっています。   そんなおかしな街で万事屋「銀ちゃん」を営む坂田銀時は、今は万事屋を経営していることから飄々としてやる気のない日々を過ごしていますが、実はかつて伝説の侍として恐れられていた、最強の男なのです。   万事屋の名目でいろいろなことに首を突っ込んでは騒動を巻き起こしていく銀時を中心として、生真面目なツッコミ役の少年志村新八と、豪快でチャイナな雰囲気の少女神楽が、一筋縄ではいかないカオスな世界を飛び回ります。なんでもありのカオスな「江戸」を股に掛け、八面六臂の活躍を見せていきます。  

どころ

映画全体の見どころは、原作を損ねていない雰囲気作りと、銀魂の魅力を最大限に引き出す、それぞれのキャストの振り切った演技です。主演の小栗旬や菅田将暉、橋本環奈をはじめ、一筋縄ではいかない万事屋とその周りの敵・味方を、全てのキャストが全力で振り切った演技で再現しています。   長澤まさみが演じる志村妙は、普段は美人で面倒見の良い女性ですが、一度怒れば手がつけられないくらい凶暴になるという、強烈な二面性を持ったキャラクターです。その難しいキャラを見事に演じきり、演技の振り切った他のキャストに負けず劣らずの活躍を見せました。  

涙そうそう【2006年】

『涙そうそう』は、2006年に公開された日本映画で、TBSテレビ50周年企画「涙そうそうプロジェクト」の劇場映画化作品となっています。   主演は妻夫木聡と長澤まさみ。妻夫木聡は自分の店を持つことを夢見て、那覇でアルバイトを掛け持ちして働く新垣洋太郎を、長澤まさみは洋太郎の妹で、高校合格を機に離島から那覇に出てきた新垣カオルを演じています。   タイトル通り、日本で長年人気となっている、森山良子作詞・BEGIN作曲の名曲「涙そうそう」をモチーフにしています  

あらすじ

主人公の新垣洋太郎は、那覇で自分の飲食店を出すため、昼夜問わず市場や居酒屋などさまざまな場所で働いていました。高校合格を機に洋太郎の元へ転がり込んできた妹のカオルは、主人公の母の再婚相手の連れ子で、血は繋がっていませんが、本当の兄妹のような関係を築いていました。   2人の親はすでに亡くなっていて、父が失踪、母が病気で他界。身寄りは祖母だけとなっていました。そんななか自力で飲食店の開業資金を貯めた洋太郎ですが、オープン当日に自分が本当の店の持ち主だと名乗る人物が現れて、洋太郎は詐欺にあったのだと気づきます。   結果として多額の借金を負わせられた失意の兄を、懸命に支えていく中で、カオルは次第に自身が持っている気持ちが、兄への恋心ということに気づきます。高校卒業を機に、カオルは洋太郎の家を出ることになりますが、そんなカオルに、まさかの出来事が起こるのです。  

みどころ

厳しい現実の中でも懸命に支えあって生きている兄妹の愛情が最大の見どころです。オチに関わってくるので言えませんが、後になって気づく優しさの形に、涙が止まらなくなります。   開業資金を貯めるために、昼夜問わず働き続ける洋太郎。血の繋がらない妹カオルの気持ちが次第に恋心へと変わっていく様子。仲間との絆によってコツコツと形にしていったものが、容易にひっくり返される現実の残酷さ。非情さが現実というものを象徴する概念と言えるくらいの状況に陥りながら、決して消えない本物の、人と人との結びつきを、観る者に思い起こさせてくれる作品です。  

タッチ【2005年】

『タッチ』は、日本を代表する同タイトルの野球漫画を実写化した映画作品です。しかし原作の忠実な再現ではなく、主役を上杉達也からヒロインの浅倉南に変更し、南も新体操部員ではなくなっています。その他、細かいところでさまざまな変更が加えられています。   満を持しての人気スポーツ漫画の実写映画化となりましたが、コミカルな雰囲気が強い原作漫画と違い、実写映画の方は熱い青春ドラマとして描かれました。往年より語り継がれる名シーンの数々を総集編のようにまとめつつ、新たな色合いを加えている作品です。  

あらすじ

主人公の浅倉南は、明青学園に通っている双子の兄弟、達也と和也の2人と幼馴染の関係にありました。幼い頃、3人には「みんなで甲子園に行く」という共通の夢があり、達也と和也は「甲子園に南を連れていった方が南と結婚できる」と約束していました。   しかし達也は野球部をやめてボクシング部に入ってしまいます。双子だけあって顔はそっくりな2人ですが、野球部でコツコツと練習に励み夢の甲子園を目指す和也は、一つのことにとことん打ち込める根性を持ちながら、何をしても優秀なタイプ。一方、達也は、飽き性で一つのことに打ち込めない性格のせいで、落ちこぼれてしまいます。   南は和也と甲子園の夢を一緒に持ちながらも、落ちこぼれの達也をいつも気にかけていました。和也は南の想いが達也にあると知りライバル心を燃やし、南のために、一層夢に向かって努力を続けます。   和也は南のために目指している甲子園への夢に着実に近づいていました。しかしそれでも、南は自分の気持ちに応えようとしません。そんな中、和也をエースに迎え予選大会を勝ち続ける明青学園野球部。   しかし予選大会の決勝になってエースの和也が試合会場に現れず、敗退してしまいます。実は試合の日の朝、和也は交通事故に遭い、亡くなってしまっていたのでした。   和也の死後、野球部のキャプテン黒木は、賭けに勝ったら野球部に入って欲しいと達也に話を持ちかけますが…。  

みどころ

この映画の見所は、何と言ってもこの映画にとって唯一あり得たキャスティングを、最適なタイミングで起用できたことにあります。あるいは、原作同様可愛らしく活発な南の可愛らしさに尽きるといっていいでしょう。   もちろん熱い青春ドラマに作り変えられていますので、名場面を凝縮したストーリーにも注目すべきですが、原作漫画の長いストーリーを120分程度にまとめるのはやはり無理があり、内容はあまり評判が良くありません。   惜しくも長澤まさみのレオタード姿は見られないのですが、双子の俳優と旬の人気女優が織りなす青春ドラマ、というだけでも、十分に観る価値がありますよ。  

海街diary2015年】

『海街diary』は、2015年に公開された日本映画です。原作は同タイトルの漫画で、作者は『BANANA FISH』で知られる吉田秋生。映画版のメガホンを取ったのは、『誰も知らない』で知られる是枝裕和監督です。   物語の鍵を握る「四姉妹」を、綾瀬はるか、長澤まさみ、夏帆、広瀬すずという、今も色あせない魅力を残すベテラン女優たちと、若い世代に絶大な人気を誇る広瀬すずという最強の組み合わせとなっています。   第68回カンヌ国際映画祭コンペティション部門ノミネート作品で、第39回日本アカデミー賞優秀作品賞を受賞しています。  

あらすじ

香田家の三姉妹はある日、自分たちを捨てて家を出た実の父が病死したことを知りました。15年前に家出した父は再々婚して山形の酒田で暮らしていたことも同時に知ることとなり、父との確執により長女幸は仕事を理由に、次女の佳乃と千佳を父の告別式に寄越しました。   2人を出迎えたのは、腹違いの妹であり実質「四女」にあたる「すず」でした。翌日、実父の葬儀にやってきた長女の幸は、残された妹すずの肩身の狭い境遇を感じ取り、一緒に鎌倉で暮らさないかと持ちかけます。三姉妹と一緒に父との思い出の場所を共有したすずは、「行きます」と即答するのでした。   鎌倉の暮らしにすぐに溶け込んだすずを始め、さまざまなトラブルを抱えながらも、「四姉妹」それぞれの恋模様を綴りつつ、新たな生活を強くたくましく邁進するのでした。  

みどころ

この映画は、物語全体を彩る鎌倉の絶景と、心を通わせる四姉妹の表情が最大の見どころです。季節を経るにつれて、四季折々の食卓を囲みながら、三姉妹と身寄りのない腹違いの妹という関係性が、「四姉妹という家族」に変わって行く様は、まるで四季の変化のように緩やかで、微笑ましく感じられるでしょう。   長澤まさみは、自由奔放な次女・佳乃を演じています。酒と男が生き甲斐というダメ女っぷりで、しっかり者の長女とぶつかる役どころではありますが、肝心なところでは上司の協力を得ながらトラブルを解決に導いていきます。   ちなみに四女のすずを演じた広瀬すずは、ほぼ台本を読まずにほぼアドリブで演じ切ったそうです。  

まとめ

以上、Amazonプライムビデオで観られるおすすめの長澤まさみ出演映画を5つご紹介しました。とくに漫画原作の実写化に相性の強い長澤まさみさんは、すでにある原作のキャラクターを、より一層魅力的に見せる演技力を持っている、素敵な女優さんです。この他にも、紹介しきれなかった名作がいくつもあります。ぜひAmazonプライムビデオで探してみてくださいね。   Amazonギフト券などネット系のギフトカードに特化した買取専門店「買取ボブ」では、Amazonプライムビデオのレンタルや作品購入にも使えるAmazonギフト券を、業界最高水準の買取率で買い取らせて頂いております。もし未登録のAmazonギフト券をお持ちでしたら、ぜひ弊社にて買取をご検討ください。