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Amazonプライムビデオで観ることができる、佐藤浩市出演のおすすめ映画作品5選

カテゴリ:アマゾンプライムビデオ, コラム  投稿日:2020年12月15日

ザ・マジックアワー

『ザ・マジックアワー』は、2008年に公開された日本映画です。タレントとしても活躍し個性的な映画作品を多く世に出している、三谷幸喜監督の第4作となっています。表題のマジックアワーは日没の時間、太陽は沈み切ってその姿を失いながらも、まだ残光が周辺を照らし続けているわずかな時間を指す、写真用語となっているのです。転じて「誰にでもある、人生で最も輝く瞬間」を意味しているといいます。

 

あらすじ

港町「守加護(すかご)」が舞台となっています。天塩商会というマフィアのボスの愛人であったマリに手を出してしまった備後登は、自分の命を助けてもらうかわりに、伝説の殺し屋であるデラ富樫を連れてくるように命令されるのです。しかし富樫は、一向に見つかる気配のない伝説の殺し屋に業を煮やします。そして売れない俳優である村田大樹(佐藤浩市)に、映画の撮影だと嘘をいってデラ富樫を演じさせることで、なんとか乗り切ろうとたくらむのです。

 

村田は相手が本物のマフィアと知らず、殺し屋を演じます。マフィアたち村田を、本物の殺し屋と信じ切っています。そして備後は、双方から嘘であることがばれないように画策するのです。それぞれの思惑と勘違いが交差するなか、予想だにしない事態が次々と起こってしまいます。

 

どころ

主演の佐藤浩市をはじめ、とにかく個性派揃いのキャスティングと、三谷幸喜監督作品の持ち味であるどこかとぼけた展開が見事に噛みあわさっているのです。本人たちはいたって切実に物事を乗り切ろうとそれぞれが頑張っています。しかし一向に勘違いが解決される気配がない、でもお互いの勘違いが変に噛みあっていくことで、大団円になってしまう。こうした筋書きを描かせれば、三谷幸喜の右に出るものはいないかもしれません。

 

続・深夜食堂

『続・深夜食堂』はビッグコミックオリジナルで連載されている、安倍夜郎原作の漫画作品の映画化第2弾です。2015年に第1作『深夜食堂』が公開されましたが、元々ドラマがありドラマと共通したキャストにて劇場映画が作られました。漫画が原作としてあり、それがドラマ化して、ドラマが劇場版になったという順番です。

 

深夜食堂は、新宿で深夜0時から朝の7時までという変わった時間に暖簾を上げている、不思議な食堂です。あまり常識的な時間ではないことから、さまざまで個性的な客が集う場所となっています。特性上ドラマは1話~2話完結となっていて、ドラマ版・劇場版共に、メインキャストのほかにさまざまな「ゲスト」が集い、珍騒動を巻き起こしていくことになるのです。

 

あらすじ

新宿花園付近で深夜にしか営業していない小さな食堂「めしや」のマスターのもとには、いつも変わったお客が集まります。これまでの深夜食堂シリーズでも、さまざまなメニューをテーマに物語が描かれてきました。本作の続・深夜食堂では、「焼肉定食」「焼うどん」「豚汁定食」の3つにちなんだ物語が描かれます。

 

佐藤浩市さんは本作のメインキャストではなく、「ゲスト」の立ち位置です。佐藤浩市さん出演は、「焼肉定食」の回となっています。

 

「焼肉定食」でのあらすじは次のとおりです。喪服を着ることでストレスを発散している変わった女性・赤塚範子はある日、喪服の似合うダンディで渋い男性・石田(佐藤浩市)と出会い、次第に惹かれていきます。しかし石田には隠しごとがあって……。

 

「焼うどん」では子離れできない母親に、年上の女性との交際・結婚を言い出せない蕎麦屋の息子の物語が描かれています。また「豚汁定食」ではお金に困っている息子のたに、はるばる九州から上京し息子の同僚を名乗る男性に、お金を渡してしまう母親の物語が描かれています。

 

どころ

映画全体の見どころは、深夜食堂という変わった舞台がさまざまな物語を生むという設定が、すでに勝っていることでしょう。こうした変わった舞台設定に観るものは引きつけられ、常連のキャストだけではなくゲストのキャストを目当てにみる観客をも、まとめて引き込んでしまう……。こうした物語の罠に、佐藤浩市さんのダンディな喪服姿と共に心をつかまれてみてはいかがでしょうか。

 

天然コケッコー

『天然コケッコー』は、2007年に公開された日本映画です。原作はかつて少女漫画雑誌「別冊マーガレット」の看板作家でもあった、くらもちふさこによる同名の漫画です。より対象年齢が広い漫画雑誌「コーラス」に連載されていました。小さな村に住む主人公の少女そよを中心とした田舎のゆったりとした日々を、東京からの転校生・大沢との恋愛を軸に微笑ましく描きます。

 

あらすじ

小中学校あわせても生徒はたった6人しかいないという田舎の分校に、東京から転校生の男子・大沢(岡田将生)がやってくるのです。田舎でずっと育ってきた少女そよ(夏帆)は、都会の雰囲気をまとうイケメンである大沢に心惹かれます。大沢は冷たく乱暴な言動しかせず、戸惑ってしまいます。しかし海水浴の日のとあるできごとをきっかけとして、そよの大沢に対するイメージは徐々に変わっていくことに……。

 

みどころ

そよを演じる夏帆さんが可愛いのだけでなく、大沢を演じる岡田将生もイケメンです。田舎の青春模様が素敵に紡がれていく様子は、絵を見ているだけでも微笑ましく甘酸っぱいことでしょう。そういった世界観のなかで、佐藤浩市さんはそよの「お父ちゃん」役を務めています。

 

そよが恋する大沢の母である美都子は元カノで、しかも美都子に二股をかけられて別れたという過去のトラウマから、そよと大沢の交際に反対しているのです。頑固で子どもっぽい性格の持ち主ですが、十八番はどじょうすくいとひょうきんな一面もあります。そんな父ちゃん姿の佐藤浩市さんも、なかなか素敵です。

 

美味しんぼ

『美味しんぼ』は、日本を代表する同タイトルのグルメ漫画を実写化した映画作品です。

 

しかし原作の忠実な再現は意図されておらず、設定を大幅に変更しています。大原社主が士郎の古くからの後見人となっており、ごく基本的な設定以外はすべてオリジナルになっているので、ほぼ原作の名を借りた別物と化しているのです。しかしリアリティを重視する以上やむを得ない場合もあり、原作者はおおむね了承しています。

 

こうした原作との違いがあまりにも強いので、長期連載している作品であることも手伝って、当時は原作ファンからの反発はさぞやすごかったことでしょう。しかし別物として楽しむのも、それはそれで乙なものです。

 

あらすじ

創立100周年を迎えた「東西新聞社」では、100周年記念事業として、世界の食文化から最高の料理を探求する「究極のメニュー」うを作るという企画をはじめます。その監修役としてみずから「美食倶楽部」を主宰するほどの稀代の美食家である、陶芸家の海原雄山を迎えようとするのです。

 

しかし文化部の山岡士郎が担当者だと知ったとたん、海原雄山は監修役を降りてしまいます。実は士郎と海原雄山が実は実の親子で、しかも確執があるという理由があるのでした。母であるはつえが危篤なのにもかかわらず窯の前を離れなかった海原雄山に対し、士郎は反発し家を飛び出します。そこから13年も確執があることを、士郎と共に担当に任命された栗田ゆう子は知ってしまうのです。

 

雄山の説得が無理と判断した大原社主は、監修役を別の高名な料理評論家にしようとします。しかし評論家たちの舌があまり肥えてないことを見抜いた士郎を、この企画の監修に抜擢します。しかしその一方でライバル社の「帝都新聞」は、雄山監修の「至高のメニュー」という似たような企画をもくろんでおりました。その情報を得た週刊タイムが、「究極対至高の対決」を誌上で企画してしまいます。互いに負けられない意地もあり、この企画を受けてしまいますが……。

 

みどころ

この映画の見所は海原雄山役を三國連太郎が、山岡士郎役を佐藤浩市が務めていること、この一点に尽きるといってもよいでしょう。このふたりは実の父と子であり、しかも三國連太郎の家出によって母と離婚しています。そこから佐藤浩市は母に育てられたという経緯があり、確執があるからです。

 

もはやこの映画は実際の父子を、しかも同じような理由で確執をもっている実際の父子として共演させたいがために作られたといっても、過言ではないくらいでしょう。ふたりの貴重な共演をみられるだけでも、この映画はみるべきでしょう。

 

少年メリケンサック

『少年メリケンサック』は、2009年に公開された日本映画です。監督および脚本は宮藤官九郎、主演は宮崎あおいです。「好きです!パンクです!嘘です!」というよくわからないキャッチコピーと、メリケンサックを指にはめた宮崎あおいが挑発的なチュッパチャプスを転がしているという、インパクトのあるポスターが強烈な印象を与えてくれます。

 

宮藤官九郎の映画のなかでも、ひときわ個性的なキャストを集めたぶっ飛んだストーリーです。

 

あらすじ

レコード会社の新人発掘を任されている「かんな(宮崎あおい)」は、ある日ネットで大絶賛されているパンクバンド「少年メリケンサック」を偶然発見します。さっそくスカウトするためにメンバーを訪ねますが、衝撃の事実が判明するのです。

 

なんと少年メリケンサックは25年も前に解散していて、当時のメンバーの秋夫(佐藤浩市)をはじめ、メンバーは人生の落伍者ともいえる情けなく老けた「オヤジ」ばかりでした。それにもかかわらずネットではどんどん少年メリケンサックの人気は高まっていき、なんとライブツアーまで決定してしまいます。

 

オヤジばかりのバンドをなんとか立て直そうと、かんなはマネージャーとして奮闘するのでした……。

 

みどころ

この映画の佐藤浩市さんは、25年前に解散したパンクバンド「少年メリケンサック」のリーダーで、ベースを担当しています。バンドのリーダーだった時代は遠い昔です。今では無精ひげを生やし、昼間から酒を飲むだらしないおっさんと化してしまっていました。

 

豪快ながらまっすぐな目標はもっていて、時に空回りしてしまうことが玉にキズです。実は少年メリケンサックの、メリケンサックの由来でもあります。その辺の詳しいところは、ぜひ映画で確認しましょう。

 

まとめ

今回はAmazonプライムビデオでみられる、おすすめの佐藤浩市出演映画を5つご紹介しました。渋い男性から自堕落なオヤジまで、さまざまな顔を演じわけられる佐藤浩市の魅力は、まだまだ語りつくせません。ほかにも出演作は数多くあるので、ぜひAmazonプライムビデオで探してみてください。

 

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