セブン&アイ・ホールディングスやkiigoなどのオンラインギフト券サイトで購入することが出来た「nanacoギフトカード(POSA)」が2019年4月15日より順次販売終了となりました。
販売終了となる前から「もしかしたらnanacoギフトカードが販売終了になってしまうかもしれない…」とは噂されていたようですが、本当に販売終了してしまったことは大きな話題になりました。
セブン&アイ・ホールディングスと言えば、数あるコンビニの中でも圧倒的な勢力を誇ると言われていたセブンイレブンの会社です。そんな大企業が提供するnanacoギフトカードが販売終了になってしまうなんて驚きですよね。
nanacoギフトカードが販売終了してしまったことの背景には「nanacoギフトカードを使った詐欺事件」が影響していると言われています。
この記事ではnanacoギフトカードが販売終了してしまった理由についてやその後に登場したもののサービス廃止となったセブン・ペイについてご紹介させていただきたいと思います。
nanacoギフトカードが販売終了してしまった理由や、セブン&アイ・ホールディングスが今後提供するであろうサービスについて気になっている方は是非この記事をチェックしてみてください。
nanacoギフトカードはセブン&アイ・ホールディングス系列のセブンイレブンやイトーヨーカドー、セイムス、ヨークベニマルなどのお店で購入することが出来た電子ギフト券です。
nanacoギフトカードには以上の4種類があり、金額固定タイプと金額指定出来るバリアブルタイプの2つのタイプがありました。nanacoギフトカードは購入から2年間が有効期限となっていましたが、nanacoにチャージすれば有効期限はなくなるため自分のタイミングで好きなように利用することが可能となっていました。
使い方も他の電子ギフト券と同じで、コード番号を登録することによってnanacoギフトカードの残高が追加され、利用出来るようになるというものでした。
また、その他にもnanacoギフト直接決済という方法で利用することも出来ました。これは、nanacoギフト直接決済なサイトでnanacoギフトカードIDを使って決済を行うというもので、nanacoカード会員でなくとも気軽に利用することが可能でした。
オンラインゲームの課金やオムニ7でのインターネットショッピング、音楽や電子書籍の購入の他にもGREEなど、様々な場所でnanacoギフト直接決済を行うことが出来たようです。
ちなみに、「nanacoギフトカード」のイメージキャラクターの名前は「nanaco(ナナコ)」ですが、このナナコは実在するキリンの名前であるということはあまり知られていないことではないでしょうか。
2008年7月にセブンイレブンが円山動物園店をオープンさせた記念として札幌市円山動物園に寄贈したメスのマサイキリンの名前が「ナナコ」なのです。
このキリンはもともとは「小夏」という名前で、熊本市動植物園から譲り受けたものでしたがセブンイレブンの意向で「ナナコ」という名前に改名されました。
nanacoギフト直接決済という他の電子ギフト券とはまた少し異なる使い方が出来た人気の電子ギフト券だったnanacoギフトカードですが、突然販売終了してしまいます。
以下は株式会社セブン・カードサービスからのお知らせです。
セブン-イレブン、イトーヨーカドー、ヨークマート、ヨークベニマル等で販売している「nanacoギフトカード(POSA)」につきまして、2019年4月15日より順次販売を終了しております。
今後、nanacoへのチャージはグループ各店のレジやセブン銀行ATMから現金チャージいただくか、クレジットチャージをご利用いただくようお願いいたします。
お持ちの「nanacoギフトカード(POSA)」は、有効期限まで継続してご利用いただけます。
なお、法人向けのノベルティ・贈答用の「IDタイプのnanacoギフト」、「nanacoギフトomni7」は今まで通りサービスを継続いたします。
「IDタイプのnanacoギフト」と「nanacoギフトomni7」については今まで通りにサービスを続けるとのことですが、これはあくまで法人向けの贈答用やノベルティ用なので一般で使われることはないということ。
nanacoギフトカードを普段からよく使っていたという人や、nanacoギフトカードを買ったばかりの人からしたら驚きの内容ですよね。
一体どうしてnanacoギフトカードが販売終了してしまったのか…その原因だと言われているのが、2019年3月に起きたタイを拠点とした日本人の振り込め詐欺グループによる詐欺事件です。
nanacoギフトカードを悪用したこの詐欺事件が報道されてから、TwitterなどのSNSやインターネット上では「nanacoギフトカードが販売終了するかも」という噂が流れていたものの、セブン&アイ・ホールディングスからは発表はなく…。
しかし、4月15日のFNN PRIMEでは以下のようにnanacoギフトカードが販売終了することが報じられます。
今回発覚した事件で、nanacoギフトカードを悪用されたセブン&アイ・ホールディングスはFNNの取材に対し「実態としては把握はしているものの、調査中のためコメントできない」と回答した。nanacoギフトカードについては、販売予定数量に達したため16日早朝に販売を終了することにしている。
そしてその翌日の4月16日夜、やっとセブン&アイ・ホールディングス公式からnanacoギフトカードの販売を終了することが発表されたのです。
セブンイレブンはオーナー失踪騒動や24時間営業問題など、悪いニュースで話題になることが多かったタイミングのため、思い切ってnanacoギフトカードの販売終了に踏み切ったのかもしれません。
ここからは実際にあったnanacoギフトカードを使った詐欺の手口についてご紹介していきたいと思います。
以上が詐欺の手口です。銀行振込の場合は振込の記録が残るため証拠となってしまいますし、現金で手渡しの場合は捕まってしまうリスクがありますよね。しかし、電話口で電子ギフト券の番号を伝えるだけならば証拠が残らず、発覚しくくなります。
以上がnanacoギフトカードを使った詐欺事件で使われた手口ですが、nanacoギフトカードに限らず他の電子ギフト券でもよく使われる詐欺手口です。
nanacoギフトカードが販売終了したからと言って電子ギフト券を悪用した詐欺が無くなった訳ではないため、くれぐれも注意するようにしましょう。
2019年4月15日にはnanacoギフトカードが販売終了となってしまいましたが、2019年7月1日には新たなサービスとしてセブン・ペイが開始されます。しかしこのセブン・ペイ、2019年9月30日にサービスが完全に廃止となってしまいました。一体何が起こったのか、見ていきましょう。
セブンイレブンアプリに組み込まれた決済サービスとして7月1日から始まったセブン・ペイ。
が、なんとサービス開始の翌日である7月2日には「身に覚えのない取引があった」という問い合わせが利用者から寄せられることになります。
そして7月3日にはセブン・ペイの大規模な不正利用が判明。7月4日には現金チャージ、新規会員登録を停止し、緊急記者会見を行うことに。
会見ではセキュリティー審査を繰り返し行い、その際にも脆弱性は指摘されなかったと話していたものの、多くのサービス導入されている2段階認証やパスワード変更の通知機能が導入されていないこと、そしてそもそも株式会社7payの小林強社長が2段階認証を知らないことなどが明らかになりました。
そしてその後の調査では、セキュリティー面の脆弱性どころの話ではなく、個人情報がダダ漏れ状態だったということが発覚。サービス終了となったのです。
それでは最後に、ギフトカードにおける詐欺に遭ってしまったときの対処法をご紹介します。
上記のような詐欺被害は、「自分なら大丈夫〜」と油断している人が1番危険です。万が一のために対処法をシミュレーションしておきましょう。
ちなみにここでは、ギフトカードとして人気が高い「Google Playギフトカード」を例に解説をしていきます。
もしGoogle Playギフトカードに関連する詐欺に遭ってしまった場合は、以下の対処法を参考にしてください。
詐欺被害の可能性がある場合は、すぐに警察に通報をしましょう。
また、Googleのヘルプページにも「Googleにギフトカード詐欺を報告」というボタンがあるので、ギフトカード発行元にも報告しておいた方がいいです。
GooglePlayギフトカードに限らず、ギフトカードを狙った詐欺ではPINコードを提供するように仕掛けてきます。
最近では、警察や政府機関を装って電話などを掛けてきたり、大手配送サービス会社の名前を語ったメールなどを利用してギフトカードのコードを盗み出そうとするのです。
とくに多いのが、税金や保釈金、債権回収などの名目でアプローチしてきて、こちら側の不安を煽るような状況を作り出してきます。
例えば、「債権回収についての支払い義務が生じており、支払わないと法的措置をとります」といった脅しです。
自分の身に覚えてがなくても「法的措置」や「逮捕」などの不安や恐怖しやすい言葉で、押されてしまう人が多く、被害総額も年々増えてきています。
詐欺グループなどは相手が不安になる要素を突きつけることが非常にうまいため、少しでも身に覚えがなかったり、PINコードを訊かれたら詐欺ではないか疑うことも大切です。
また、ギフトカードを購入したときだけでなく、ギフトカードを買い取ってもらうときも詐欺に注意する必要があります。
というのも、ギフトカードをネットで買い取ってもらうにはPINコードを提供する必要があるからです。
取引をするサイト選びを間違えると通常の詐欺と同様にPINコードだけ盗まれて、連絡が取れなくなるというケースも非常に多くなっています。
ギフトカードは便利な反面、しっかりと詐欺対策をしておかないと大変な目に遭うことなりますので、くれぐれも対策をとっておきましょう。
また、買取サイトで詐欺被害に遭わないためには以下の3つを意識して、比較をしてみてください。
上記3つのどれかが欠けている業者は、100%悪徳サイトであると言っても過言ではありません。
とくに古物商許可証については、中古商品を販売する業者にとっては必須の許可証です。
この許可証を持っていない企業は、買い取って売ることができなくなります。そのため、ギフトカードを買い取ってもらうサイトを探すのであれば、しっかりと古物商許可証を掲げているサイトを利用するといいでしょう。
nanacoギフトカードの販売終了について、そしてセブン・ペイについてご紹介させていただきました。
nanacoギフトカードの悪用については悪いのは詐欺グループですが、セブン・ペイの件に関してはセブン&アイ・ホールディングスほどの大企業がまさかこんなとんでもない不正利用事件を起こすなんて、誰も予想しなかったのではないでしょうか?
しかし、電子マネーやキャッシュレス決済はこれから今まで以上に普及されていくことが予想されるため、セブン&アイ・ホールディングスも今後新たなサービスの提供を開始する可能性は大いにあるはずです。
セブン&アイ・ホールディングスが提供するサービスに限った話ではありませんが、そのようなサービスを利用する際には「本当に安全か?」を確かめた上で利用するようにすると良いかもしれません。
また、nanacoギフトカードを今持っているという人は有効期限が切れてしまう前に使うのを忘れないようにしましょう。
さらに本文で紹介したnanacoカードなどのギフトカードは、詐欺の入り口になるということも覚えておいてください。
いつどこであなたが狙われるかはわかりません。なので、本記事を繰り返し読んで万が一のために対策をしっかりと練っておきましょう。
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セブン&アイ・ホールディングスやkiigoなどのオンラインギフト券サイトで購入することが出来た「nanacoギフトカード(POSA)」が2019年4月15日より順次販売終了となりました。
販売終了となる前から「もしかしたらnanacoギフトカードが販売終了になってしまうかもしれない…」とは噂されていたようですが、本当に販売終了してしまったことは大きな話題になりました。
セブン&アイ・ホールディングスと言えば、数あるコンビニの中でも圧倒的な勢力を誇ると言われていたセブンイレブンの会社です。そんな大企業が提供するnanacoギフトカードが販売終了になってしまうなんて驚きですよね。
nanacoギフトカードが販売終了してしまったことの背景には「nanacoギフトカードを使った詐欺事件」が影響していると言われています。
この記事ではnanacoギフトカードが販売終了してしまった理由についてやその後に登場したもののサービス廃止となったセブン・ペイについてご紹介させていただきたいと思います。
nanacoギフトカードが販売終了してしまった理由や、セブン&アイ・ホールディングスが今後提供するであろうサービスについて気になっている方は是非この記事をチェックしてみてください。
nanacoギフトカードとは
nanacoギフトカードはセブン&アイ・ホールディングス系列のセブンイレブンやイトーヨーカドー、セイムス、ヨークベニマルなどのお店で購入することが出来た電子ギフト券です。
nanacoギフトカードには以上の4種類があり、金額固定タイプと金額指定出来るバリアブルタイプの2つのタイプがありました。nanacoギフトカードは購入から2年間が有効期限となっていましたが、nanacoにチャージすれば有効期限はなくなるため自分のタイミングで好きなように利用することが可能となっていました。
使い方も他の電子ギフト券と同じで、コード番号を登録することによってnanacoギフトカードの残高が追加され、利用出来るようになるというものでした。
また、その他にもnanacoギフト直接決済という方法で利用することも出来ました。これは、nanacoギフト直接決済なサイトでnanacoギフトカードIDを使って決済を行うというもので、nanacoカード会員でなくとも気軽に利用することが可能でした。
オンラインゲームの課金やオムニ7でのインターネットショッピング、音楽や電子書籍の購入の他にもGREEなど、様々な場所でnanacoギフト直接決済を行うことが出来たようです。
ちなみに、「nanacoギフトカード」のイメージキャラクターの名前は「nanaco(ナナコ)」ですが、このナナコは実在するキリンの名前であるということはあまり知られていないことではないでしょうか。
2008年7月にセブンイレブンが円山動物園店をオープンさせた記念として札幌市円山動物園に寄贈したメスのマサイキリンの名前が「ナナコ」なのです。
このキリンはもともとは「小夏」という名前で、熊本市動植物園から譲り受けたものでしたがセブンイレブンの意向で「ナナコ」という名前に改名されました。
nanacoギフトカードが突然販売終了
nanacoギフト直接決済という他の電子ギフト券とはまた少し異なる使い方が出来た人気の電子ギフト券だったnanacoギフトカードですが、突然販売終了してしまいます。
以下は株式会社セブン・カードサービスからのお知らせです。
セブン-イレブン、イトーヨーカドー、ヨークマート、ヨークベニマル等で販売している「nanacoギフトカード(POSA)」につきまして、2019年4月15日より順次販売を終了しております。
今後、nanacoへのチャージはグループ各店のレジやセブン銀行ATMから現金チャージいただくか、クレジットチャージをご利用いただくようお願いいたします。
お持ちの「nanacoギフトカード(POSA)」は、有効期限まで継続してご利用いただけます。
なお、法人向けのノベルティ・贈答用の「IDタイプのnanacoギフト」、「nanacoギフトomni7」は今まで通りサービスを継続いたします。
「IDタイプのnanacoギフト」と「nanacoギフトomni7」については今まで通りにサービスを続けるとのことですが、これはあくまで法人向けの贈答用やノベルティ用なので一般で使われることはないということ。
nanacoギフトカードを普段からよく使っていたという人や、nanacoギフトカードを買ったばかりの人からしたら驚きの内容ですよね。
詐欺事件が販売終了の理由?
一体どうしてnanacoギフトカードが販売終了してしまったのか…その原因だと言われているのが、2019年3月に起きたタイを拠点とした日本人の振り込め詐欺グループによる詐欺事件です。
nanacoギフトカードを悪用したこの詐欺事件が報道されてから、TwitterなどのSNSやインターネット上では「nanacoギフトカードが販売終了するかも」という噂が流れていたものの、セブン&アイ・ホールディングスからは発表はなく…。
しかし、4月15日のFNN PRIMEでは以下のようにnanacoギフトカードが販売終了することが報じられます。
今回発覚した事件で、nanacoギフトカードを悪用されたセブン&アイ・ホールディングスはFNNの取材に対し「実態としては把握はしているものの、調査中のためコメントできない」と回答した。nanacoギフトカードについては、販売予定数量に達したため16日早朝に販売を終了することにしている。
そしてその翌日の4月16日夜、やっとセブン&アイ・ホールディングス公式からnanacoギフトカードの販売を終了することが発表されたのです。
セブンイレブンはオーナー失踪騒動や24時間営業問題など、悪いニュースで話題になることが多かったタイミングのため、思い切ってnanacoギフトカードの販売終了に踏み切ったのかもしれません。
nanacoギフトカードを使った詐欺の手口
ここからは実際にあったnanacoギフトカードを使った詐欺の手口についてご紹介していきたいと思います。
以上が詐欺の手口です。銀行振込の場合は振込の記録が残るため証拠となってしまいますし、現金で手渡しの場合は捕まってしまうリスクがありますよね。しかし、電話口で電子ギフト券の番号を伝えるだけならば証拠が残らず、発覚しくくなります。
以上がnanacoギフトカードを使った詐欺事件で使われた手口ですが、nanacoギフトカードに限らず他の電子ギフト券でもよく使われる詐欺手口です。
nanacoギフトカードが販売終了したからと言って電子ギフト券を悪用した詐欺が無くなった訳ではないため、くれぐれも注意するようにしましょう。
セブン・ペイもサービス廃止
2019年4月15日にはnanacoギフトカードが販売終了となってしまいましたが、2019年7月1日には新たなサービスとしてセブン・ペイが開始されます。しかしこのセブン・ペイ、2019年9月30日にサービスが完全に廃止となってしまいました。一体何が起こったのか、見ていきましょう。
セブンイレブンアプリに組み込まれた決済サービスとして7月1日から始まったセブン・ペイ。
が、なんとサービス開始の翌日である7月2日には「身に覚えのない取引があった」という問い合わせが利用者から寄せられることになります。
そして7月3日にはセブン・ペイの大規模な不正利用が判明。7月4日には現金チャージ、新規会員登録を停止し、緊急記者会見を行うことに。
会見ではセキュリティー審査を繰り返し行い、その際にも脆弱性は指摘されなかったと話していたものの、多くのサービス導入されている2段階認証やパスワード変更の通知機能が導入されていないこと、そしてそもそも株式会社7payの小林強社長が2段階認証を知らないことなどが明らかになりました。
そしてその後の調査では、セキュリティー面の脆弱性どころの話ではなく、個人情報がダダ漏れ状態だったということが発覚。サービス終了となったのです。
ギフトカード詐欺に遭ったときの対処法
それでは最後に、ギフトカードにおける詐欺に遭ってしまったときの対処法をご紹介します。
上記のような詐欺被害は、「自分なら大丈夫〜」と油断している人が1番危険です。万が一のために対処法をシミュレーションしておきましょう。
ちなみにここでは、ギフトカードとして人気が高い「Google Playギフトカード」を例に解説をしていきます。
例:Google Playギフトカード詐欺における対処法
もしGoogle Playギフトカードに関連する詐欺に遭ってしまった場合は、以下の対処法を参考にしてください。
詐欺を警察に通報する
詐欺被害の可能性がある場合は、すぐに警察に通報をしましょう。
また、Googleのヘルプページにも「Googleにギフトカード詐欺を報告」というボタンがあるので、ギフトカード発行元にも報告しておいた方がいいです。
詐欺かどうか冷静に判断する
GooglePlayギフトカードに限らず、ギフトカードを狙った詐欺ではPINコードを提供するように仕掛けてきます。
最近では、警察や政府機関を装って電話などを掛けてきたり、大手配送サービス会社の名前を語ったメールなどを利用してギフトカードのコードを盗み出そうとするのです。
とくに多いのが、税金や保釈金、債権回収などの名目でアプローチしてきて、こちら側の不安を煽るような状況を作り出してきます。
例えば、「債権回収についての支払い義務が生じており、支払わないと法的措置をとります」といった脅しです。
自分の身に覚えてがなくても「法的措置」や「逮捕」などの不安や恐怖しやすい言葉で、押されてしまう人が多く、被害総額も年々増えてきています。
詐欺グループなどは相手が不安になる要素を突きつけることが非常にうまいため、少しでも身に覚えがなかったり、PINコードを訊かれたら詐欺ではないか疑うことも大切です。
ギフトカードは買取時にも注意!
また、ギフトカードを購入したときだけでなく、ギフトカードを買い取ってもらうときも詐欺に注意する必要があります。
というのも、ギフトカードをネットで買い取ってもらうにはPINコードを提供する必要があるからです。
取引をするサイト選びを間違えると通常の詐欺と同様にPINコードだけ盗まれて、連絡が取れなくなるというケースも非常に多くなっています。
ギフトカードは便利な反面、しっかりと詐欺対策をしておかないと大変な目に遭うことなりますので、くれぐれも対策をとっておきましょう。
また、買取サイトで詐欺被害に遭わないためには以下の3つを意識して、比較をしてみてください。
上記3つのどれかが欠けている業者は、100%悪徳サイトであると言っても過言ではありません。
とくに古物商許可証については、中古商品を販売する業者にとっては必須の許可証です。
この許可証を持っていない企業は、買い取って売ることができなくなります。そのため、ギフトカードを買い取ってもらうサイトを探すのであれば、しっかりと古物商許可証を掲げているサイトを利用するといいでしょう。
まとめ
nanacoギフトカードの販売終了について、そしてセブン・ペイについてご紹介させていただきました。
nanacoギフトカードの悪用については悪いのは詐欺グループですが、セブン・ペイの件に関してはセブン&アイ・ホールディングスほどの大企業がまさかこんなとんでもない不正利用事件を起こすなんて、誰も予想しなかったのではないでしょうか?
しかし、電子マネーやキャッシュレス決済はこれから今まで以上に普及されていくことが予想されるため、セブン&アイ・ホールディングスも今後新たなサービスの提供を開始する可能性は大いにあるはずです。
セブン&アイ・ホールディングスが提供するサービスに限った話ではありませんが、そのようなサービスを利用する際には「本当に安全か?」を確かめた上で利用するようにすると良いかもしれません。
また、nanacoギフトカードを今持っているという人は有効期限が切れてしまう前に使うのを忘れないようにしましょう。
さらに本文で紹介したnanacoカードなどのギフトカードは、詐欺の入り口になるということも覚えておいてください。
いつどこであなたが狙われるかはわかりません。なので、本記事を繰り返し読んで万が一のために対策をしっかりと練っておきましょう。