iTunesカードの残りの金額を誰かにあげることが出来ないたった1つの理由

iTunesカードを購入し欲しいアプリや音楽をダウンロードする方は多いと思いますが、使わなくなった残高を誰かにあげたり、別のアカウントに移行したいと考える方も少なくないと思います。 しかし、実は一度登録したiTunesカードのクレジットを他のIDやアカウントに移すことは不可能です。Appleでそのような規定が設けられているので、どうすることも出来ません。 友達や家族にあげたい考える時はありますが、残念ながらそのアカウントで使い切るというのが最もベストな方法となります。 この記事では、iTunesの残高を確認する方法やギフトを送る方法について詳しくご紹介していきたいと思います。

iTunesカードは自分で使い切るしかない

「3000円分のiTunesカードを購入したけど、1500円しか使わないから誰かに残りをあげることは出来ないかな？」 このように考えたことは1度はあるのではないでしょうか？ しかし、残念ながらAppleの規定により別のアカウントや別のIDにiTunesカードの残高を以降することは出来ないようになっています。 その為、ギフトを送りたい時にも、別に新たにiTunesカードを購入する必要があり、一度登録してしまったiTunesカードはそのIDで使い切るしかないのです。

他の端末への移行は可能

iTunesカードでクレジットをチャージするのは、その端末ではなくAppleIDとなります。 その為、iPhoneにチャージしても、パソコンでそのIDにサインインすることが出来れば同じように利用することが可能です。 また、iPhoneを買い替えた時にも以前と同じAppleIDでサインインすれば、残りの残高も使用することが出来るのです。 実はこの方法を利用すれば友人の端末で自分のIDにサインインし、アプリなどをダウンロードすることが出来るので実質移行しているのと同じになります。 しかし、アップデートがあった時などは再度IDを変えてAppleIDのパスワードを入力する必要もあり、かなり不都合が多くなるのでおすすめは出来ません。

ファミリー共有でもクレジットは別になる

Appleにはファミリー共有というサービスがあり、家族6人までiTunesやAppStoreから購入したコンテンツやストレージプランなどを共有することが出来ます。 しかし、このファミリー共有を使っていたとしてもクレジットの残高は共有することは出来ません。 その為、共有している人に何かをあげたい時には、自分でコンテンツを購入し共有する必要があります。この方法であれば、プレゼントしているのと変わらないので、おすすめの方法となります。

残高の払い戻しも不可

Appleの規定により、iTunesカードは残高の払い戻しにも対応していません。手元にお金がない時などは、どうにかして現金化したいと考える時もありますが、残念ながら払い戻しも出来ない仕組みとなっています。 間違えてチャージしてしまった時やAppleアカウントを解約する時だったとしても、払い戻しは不可となっているので、チャージする時には慎重に行う必要がありますね。 その時に必要な分のiTunesカードをチャージし、ギリギリまで使い切るというのが一番良い方法になると思います。 どのような方法を使おうと思っても現金化、以降は出来ないという認識で間違いないと思いますよ。しかし、iTunesの残高は期限が設けられていないので、必要になる時までそのままにしておいても問題はありません。

残高を確認する方法

iTunesカードは自分で使い切るしかないということは分かっていただけたと思いますが、自分のAppleIDにどれくらいのクレジットが残っているのか知りたい方も多いと思います。そこで、以下では残高を確認する方法についてご紹介していきたいと思います。 【iPhoneで確認する方法】 iPhoneでiTunesの残高を確認するには、まずはiTunesアプリを開いて一番下までスクロールしていきます。 最下部にAppleIDが表示されているので、そこをクリックするとアカウントの情報が表示されます。アカウント情報の中に残高が記載されているので確認することが可能となります。 【パソコンで確認する方法】 パソコンでiTunesの残高を確認するには、まずはiTunesを起動しiTunesStoreをクリックします。サインインされていない場合はAppleIDとパスワードを入力しサインインしてください。 クレジット残高がある場合は、アカウント名をクリックするとAppleIDの下に表示されます。

誰かに贈りたい時はiTunesかAppStoreのギフトが便利

誕生日やお祝いの時に誰かに何かを贈りたい時には、iTunesかAppStoreのギフトが便利になります。 上記で解説したように自分のAppleIDに残っている残高から贈ることは出来ませんが、新たに購入することでギフトという形で贈ることが出来るので、その方法についてご紹介していきたいと思います。

ギフトカードを贈る方法

AppStore＆iTunesギフトでは、App、音楽、映画、ブックなどを購入出来るクレジットを贈ることが可能となります。何かをプレゼントしたい時にもおすすめとなっており、記念日などに贈る人も増えています。 以下ではギフトをiPhoneから贈る方法についてご紹介していきます。

1. App Store App、iTunes Store App、またはブックAppを開きます。
2. 贈りたいアイテムを探します。
3. ギフトボタンを探してタップします。
4. ギフトを贈る人のメールアドレスを入力します。
5. 贈りたい日付を設定します。デフォルトでは購入直後に送信されるように設定されています。
6. 次へをタップします。
7. ギフトのテーマを選択して次へをタップします。
8. 購入をタップし、今すぐ購入をタップして終了となります。

必要に応じでメッセージも添えることが出来るので、記念日の時などは相手に伝えたいメッセージも入力しましょう。 また、ギフトでは決められた金額しか贈ることは出来ないので、定められた金額以外のクレジットを贈りたい時には以下のAppleIDクレジットを贈るを利用することをおすすめします。

AppleIDのクレジットを贈る

AppleIDクレジットを贈ると、iCloudストレージ、AppleMusic などのサブスクリプション、AppStore、iTunesStore、AppleBooksなどのアイテム料金の支払いにそのクレジットを使えるようになります。 以下ではAppleIDクレジットをiPhoneから贈る方法についてご紹介していきます。

1. AppStoreを開きます。
2. メールでギフトカードを送信をタップします。
3. ギフトを贈る人のメールアドレスを入力します。
4. 贈る金額をタップするか、別の金額を贈りたい時にはその他をタップします。
5. 贈りたい日付を設定します。デフォルトでは購入直後に送信されるように設定されています。
6. 次へをタップします。
7. ギフトのテーマを選択して次へをタップします。
8. 購入をタップし、今すぐ購入をタップして終了となります。

こちらの方法でもメッセージを添えることが出来ます。ギフトと違うのは金額を指定出来るかだけなので、基本的には方法はそこまで変わりありません。 どちらにしても、購入する時にはクレジット決済が必要になるので、注意して下さいね。

まとめ

今回の記事では、iTunesカードの残高を誰かにあげることは出来るのか？について詳しくご紹介させていただきました。 ご紹介したように、一度登録を行ったiTunesカードを誰かにあげたり、別のIDに移行することは残念ながら不可能となっています。残高は使用期限がないので、無理して使う必要はないですし、欲しい商品が見つかった時には足りない分だけチャージして利用することも出来るので、勿体ないと思うことはないと思いますよ。 また、端末の移行は問題なく行えるので、新たにiPhoneを買い替える時などは心配の必要はありません。 誰かに何かを贈りたい時にはギフトがおすすめとなっているので、プレゼントしたい時には是非今回ご紹介した方法を参考にしてみて下さいね。