iTunesカードは経費で落とせる?覚えておきたい3つのケースと注意点

iTunesカードは経費で落とせる?覚えておきたい3つのケースと注意点

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iTunes StoreやApp Storeを始めとするAppleのオンラインストでコンテンツ購入時に使用する事が出来るiTunesカード。ギフト券としても勝つようする事ができ、コンビニや家電量販店などで気軽に購入する事が出来るため、クレジットカードを持っていない方が気軽にデジタルコンテンツや課金で使えると高い人気を誇っています。 そんなiTunesカードですが、経費で落とす事は可能なのでしょうか?経費で落とせるかどうかは経営者や個人事業主の方などは特に気になってくる問題ですよね。 結論から先に説明すると、iTunesカードを経費で落とす事が可能なケースはあります。 この記事ではiTunesカードを経費で落とす事が出来る適切なケースと、経費で落とす事が出来ない注意点などについて説明していきたいと思います。iTunesカードを頻繁に購入するという方は必ず覚えておきましょう。

iTunesカードを経費で落とせるケース

経営者や個人事業主の方にとっては経費というのはとても重要です。少しでも税金を安くしたいと考えるのは普通の事ですよね。 iTunesカードを経費で落とせるかどうかのポイントは『何の目的で購入して、何の目的で使用したのか』という点です。 そもそも経費とは『事業を行う上で発生した費用』の事を指します。例えば仕事中に使うコピー用紙やボールペンなどの消耗品、取引先との打ち合わせに向かう為に利用した移動費や、会議などで使ったカフェの料金など、事業を行う上で必要になってくるお金は経費として落とす事が出来るという訳です。 そうなってくるとiTunesカードは経費で落とせる訳がないと思ってしまうかもしれませんが意外にそうではありません。経費で落とせるケースもきちんとあるのです。

会社で使うものを購入した場合

事業を行う上で発生した費用に関しては経費で落とせるので、iTunesカードを使って会社で使う物を購入した場合は経費として計上する事が可能です。iTunesカードの場合はAmazonギフト券とは違い会社に必要なものを購入する事は難しいかもしれませんが… 例えば電子書籍があります。Apple BookではiTunesカードを使って電子書籍を購入する事が可能です。電子書籍なので紙に比べて幅を取らず、沢山の本を購入する事が出来るので非常に便利なのですが、iTunesカードでこのアプリの中から会社に必要な本を購入したとします。 例えば専門書などがそうです。専門知識を鍛えるためには本を読むのが一番です。仕事に必要不可欠なスキルを磨く為にiTunesカードを購入しそのお金で専門書を購入したのであれば経費として計上できます

ガチャ課金で経費計上できるケースもある

iTunesカードで最も一般的な使い道としてはソシャゲへの課金などが一般的です。アプリに有料課金を行い、ガチャを回し、強いキャラクターを当てるというのが一般的ですが、これに関しては完全に私用で使っている為に経費計上の対象になるはずがないと思いますよね? しかし、これも事業を行う上で発生した費用である場合は経費として計上する事が可能です。 例えばどのような場合があるのかを説明しましょう。最近はソシャゲなどに関してもそうですが、ゲーム攻略メディアが数多くリリースされています。アプリやウェブサイトで実際にゲームを攻略し、攻略情報やキャラ情報を記事にし、それをウェブで公開してPVを集めて広告収益を得るという形です。 この場合は、ガチャで良いキャラを出す事が仕事につながっていますので、iTunesカードを必要経費として計上する事が出来ます。ガチャを回して新キャラを出す事が『事業を行う上で発生した費用』であるかどうかが重要なので、ゲームメディアや、もしくはユーチューブなどでガチャを回して動画を撮影するなども経費として形状できる可能性は十分にあります。

接待交際費で計上できるケースもある

iTunesカードを接待交際費として経費で計上できるケースもあります。、 仕事でお礼やプレゼントとしてiTunesカードを渡す場合、これは経費として接待交際費で計上する事が可能です。例えばゲームメディアの会社だったりすれば、プレゼントやお礼でiTunesカードを渡す事は喜ばれる品だと思いますので、そういった場面で取引先やお客様相手に配る事で経費として計上できるケースを作る事も出来るでしょう。 例えばお歳暮やお中元など、普通はビール券などを配るのが一般的ですが、それをiTunesカードにしたとします。仕事関係者の方に日頃のお礼をこめて送ったギフト券は接待交際費として計上する事が可能で、これはiTunesカードでも同じです。 他にも販促目的でiTunesカードを配る場合も経費として計上する事が出来ます。例えばお店やサイトを開設している方が、販促目的でiTunesカードを配る場合は、販促目的で事業拡大の為に行っている訳なので経費として計上する理由にはなっているでしょう。SNSを使った販促活動でiTunesカードを配ったりするのでも経費で計上できる可能性は高いです。

iTunesカードを経費で計上する時の注意点

上記項目でiTunesカードを経費で計上できるケースを紹介してきましたが、ここからは経費で計上するときに気をつけるべき注意点について解説していきたいと思います。以下の事項に気をつける事で、更にiTunesカードを経費で計上しやすくなります。

購入履歴をきちんと残しておく

これは絶対に忘れてはならない事ですが、iTunesカードの領収書をきちんと貰い、何にどれ位使ったのかはきちんと記録しておく必要があります。自信のアカウント内でお金のチャージと何に使ったかは記録されていますが、領収書を必ず貰う事を忘れないようにしましょう。 勘定科目はチャージ現金と記載しておき、補助科目にiTunesカードと入れておけば他のチャージ利用するカードとの区別がつくので管理が楽になるかと思います。まず絶対に忘れてはならないのが、どれだけ使ったのかという点と、きちんといつ幾ら分のiTunesカードを買ったのかの購入履歴を残しておくという事です。

当然私的目的で利用してはいけない

経費で計上する為には税理士さんにきちんと何に使ったのかを説明できなければいけませんよね。その時に当然ですがそのiTunesカードを私的目的で利用していてはアウトです。自分の為に使ったものを経費として計上する事は絶対に出来ません。 お礼として使う時も注意しなければいけないのは、仕事に関係のない人にあげたiTunesカードは経費として計上する事が出来ないという訳です。 会社を利用しているお客様、取引先の方、クライアント、プレゼントとして配るなどの理由であればiTunesカードを経費として計上する事はできますが、普通に友達へプレゼントを贈ったり、後輩に奢ったりと言った理由ではiTunesカードを経費として計上する事は不可です。 あくまで事業を運営する上で必要なものの出費の場合のみ、iTunesカードは経費として利用する事が出来るという事はしっかりと覚えておきましょうね。

まとめ

iTunesカードを経費で計上できる3つのケースと、経費で計上する為に気をつけておくべき注意点について紹介してきましたが参考になりましたか?あくまで事業を運営する目的で購入したものの場合のみ、iTunesカードは経費として利用する事が出来ます。それを覚えておけば大抵のケースで経費として計上しても大丈夫かどうかを判断する事が出来ると思いますよ。 iTunesカードを経費として計上する事が出来るのか、出来ないのか、最後の判断は税理士さんに任せるのが無難ですが、上記で説明した3つのケースではiTunesカードを経費として計上する事が出来ますので、経費で買いたいと考えている方は必ず領収書を貰うようにしましょう。